【米国:全真相・第二弾】コビントン・カトリック高校の生徒に対する報道で自らの首を絞めたメディアの全容

 

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アメリカ先住民 対 黒人古代イスラエル民族派*

(訳注: 黒人古代イスラエル民族派*・・・色々な訳があります。黒人系イスラエル人、黒人系ユダヤ人、ブラックヒーブルー、ブラックジューなど。略してBHI。ここでは黒人古代イスラエル民族派で統一します)

 

動画で明らかになったのは、リンカーン記念堂で実際に米先住民の集会があった事、その集会が拡散された動画の中の出来事よりも少し前に行われた事、そして集会で先住民族達は酷い人種差別的な誹謗中傷や妄想の対象となっていた事だった。

 

人種差別的な言葉を浴びせていたのは白人の学生達ではなく、聖書と差別について説いている黒人の若者達だったのだ。彼らは黒人古代イスラエル民族派という小さな一派で、自分達こそが古代イスラエル12支族の直系の子孫であると信じているのだ。彼らの社会的な問題に対する考え方は、マイク・ペンス氏がラム・ダス氏(1960年代~1970年代のアメリカのスピリチュアル系の人物)に見えてくるくらい偏っているのだ。

 

動画で明らかになったのは、この学生達は、まるでトム・ウルフの小説の世界に迷い込んでしまい、どのようにしたら対処したらいいかわからないというような状態だった事だ。

 

どうやらこの黒人達は、先住民族達に差別的な言葉を浴びせるつもりでリンカーン記念堂にやってきたようだ。動画が開始された時点では、先住民族の一部が集まり始めていた。多くの先住民族達は民族衣装を着ていた。黒人古代イスラエル民族派のリーダーは彼らに対してこう叫んだ:

 

「お前らがトーテムポールを崇拝する前は、真の生き神様を信じていた。偶像崇拝をする前は、真の生き神様を信じていた。だからお前らの土地が奪われたのだ。崇高な存在以外を崇拝しているからだ。神様以外の創造物を全て崇拝している。我々は、お前らに神様を信じさせるためにここにいるのだ」

 

先住民族の衣装を着た若い男性が彼らに近づき、集会のために集まった人達に対してジェスチャーをした。

だが黒人古代イスラエル民族派はアメリカの建国者達が使ったような用語を持ち出してきた。言論の自由と宗教の自由があるからここに来た、と主張したのだ。先住民の若者はしりごみした。

「お前は自分の宗教哲学から離れないといけないぞ!」と一人の黒人古代イスラエル民族派が先住民の若者に対して叫んだ。

 

先住民族の衣装を纏った人々がまた数人集まった。この怒りに満ちた発言にショックを受けているのが一目瞭然だ。「お前らは鷲、アメリカバイソン、オスの羊、どんな動物でもなんでも崇拝しちゃいけねぇぞ」と黒人が発言した。

 

先住民の女性は黒人グループに近づき、彼らのイデオロギーに異議を唱え始めた。この時点で黒人グループの人々は聖書を開き、箴言と伝道の書の中で関連する一節を探していた。黒人男性は女性に対してなぜ怒っているかを聞いたが、女性が怒っていないと発言したところ、彼は「お前は怒ってないのか?怒ってないんだ?俺はお前を怒らせているがな」と返事をした。二人は口論を始め、黒人男性は仲間に対してイザヤ書58:1を探すように促した。

もう一人の女性が彼に近づきこう叫んだ:


「聖書にはいろんなクソみたいな事が書かれている!」

 

黒人古代イスラエル民族派達は、数ある信仰の中でも自分達こそが先住民だと信じている。
黒人説教者は女性に対してこう言った:


「お前はインディアンじゃない。インディアンは野蛮という意味だ」

 

先住民の男性達は心配そうな顔で集まってきた。一人は「インディアンは野蛮という意味じゃないよ。どこからそんな事が出できたのかわからない」と合理的な主張をした。

この時点で黒人説教者の周りを囲んだ(「野次を飛ばした」?)先住民達は、白人の少年達が若さと世慣れしていない事ゆえに気づけなかった事に気づいた。

 

聖書と差別について説いている四人の黒人の若者は、時々大都市圏で見かけるような輩であり、最もいい対処法は十分な距離を取る事なのだ。ほとんどの先住民達は、互いに面白がっている表情を見せながらその場を離れ始めた。しかし一人の女性はそこにい続け、鋭くポイントをついた事を言い始めた。この鋭いポイントである事柄の一部は黒人古代イスラエル民族派を困らせた。

 

黒人古代イスラエル民族派達とアメリカ先住民。この時代の差別されている弱者同士の対決になりつつあった。しかし先住民女性が平和の大切さを主張し始めた時に、黒人説教者は団結できるテーマをやっと見つけ出した。このテーマは箴言、イザヤ書、伝道の書の中に書かれている事柄よりも強力な物だった。

 

彼はインディアン特別保留地などにフードスタンプ(貧困層が申請できる食品割引切符)が、政府の閉鎖で配られないと主張した。自分の左側にジェスチャーをして、「あっちにいる野郎達のせいだ。あのMake America Great Againの帽子を被った野郎共のせいだ」と言った。

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