【中国:驚愕エンタメ】人間が100%歌うことは不可能とされていたSF映画「フィフス・エレメント」のディーヴァ・ダンスを完璧歌唱

ONTiB Post by Mariko Kabashima 2019/01/17 10:52

これは、素直に素晴らしいです。

1997年のリュック・ベンソン監督が手掛けたブルース・ウィルス主演のSF映画「フィフス・エレメント」をご覧になったことありますか?

この映画は、製作費9000万ドル、日本円にして約100億円をかけ、衣装は、ジャンーポール・ゴルティエといった具合に何かと話題になりました。

この映画の中で、数本の触手を頭と背中から生やし、光沢のある奇妙な青色の肌をしたエイリアンのオペラ歌手ディーヴァ・プラヴァラグナが歌うシーンがあります。

その唄声は、人間だとほぼ不可能だと思われる高い音域や歌唱法をしていて、映画の中でも人間離れした美しい歌唱力で記憶に残るワンシーンではないでしょうか。

映画の中の宇宙人ディーヴァの吹替は、アルバニアのオペラ歌手イヴァン・ムラによるものでした。

インヴァ・ムラ

 

この曲を作曲したエリック・セラは、この曲を全て人間が歌うのは不可能だとして、当初、人間の実際の歌唱は60%ぐらいで、あとはサンプリングという制作方法を使うつもりでした。 しかし、この映画で吹替をしたアルバニアのオペラ歌手インヴァ・ムラは、セラの予想を超え80%も歌えたそうです。オリジナル版は、残りの20%だけが彼女の声を基にしたサンプリングで制作されたということが、当時も話題になりました。

人間が100%を直接歌うことが不可能だと思われたこの曲、なんと、中国の歌手、ジェーン・チャンが歌ったそうです。

透き通るような歌声と美しいルックス。

あれだけの人口がいる国、色々な人がいるとは思っていましたが、時々本当に人間離れした超人がいます。

ビジネスや政治においては、何かと主義主張が異なる中国。

芸術やスポーツの分野でのアピールは、大きく国の印象を良くしていきます。
この分野での素晴らしいもの、素晴らしいことには、文句のつけようがありません。

それにしても、ジェーン・チャンの声は素晴らしいです。

一度聞いてみてください。

こちらは、オリジナル。映画のディーヴァ・プラヴァラグナのシーンです。

H/T MY MODERN MET

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

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