【米国】かつての反原発平和活動家がISのテロ攻撃を計画していた

米司法省によると、イスラム国に触発されたテロ活動の実行を企てたとして、米国の元反原発平和活動家が、水曜日に終生監視下と20年の懲役刑を言い渡されたそうです。

米司法省の報道発表によると、マサチューセッツ州アダムスに住むアレクサンダー・チッコロ(別名アリ・アル・アムリキ)(26) は、テロ行為に使用される4発の銃器を購入した後、2015年に逮捕されたとのこと。

チッコロは飲酒運転で有罪判決を受けた後、銃を所持することを許可されていなかったとAP通信は報じています。

銃の所持で逮捕される以前、当局は、チッコロが2013年のボストン・マラソン爆発で使われていたものに似た圧力鍋を購入したことを突き止めました。

「チッコロは、協力的な証人との録音された会話の中で、ISISに触発され、即席爆弾装置のしかけなどのテロ行為を実行する計画について話しています。たとえば、大学のカフェテリアのように大勢の人が集まる場所で、黒粉、釘、ボールベアリング、ガラスを詰めた圧力鍋のような即席の爆発装置を仕掛けることなどです」 と司法省は発表しました。

また、彼は、逮捕後にフランクリン郡矯正センターで作業していた看護師の頭をペンで何度も刺し重傷を負わせたとし、「チッコロは2015年に逮捕されて以来拘禁されています」と司法省は述べています。

同氏は5月、外国のテロリスト組織に物質的支援を与えようとしたこと、大量破壊兵器の使用を企てたこと、有罪判決を受けている間に銃を所持していたこと、そして看護師を暴行したことで有罪を認めました。

FBIがチッコロを最初に知ったのは、ボストン警察署が彼を発見した後でした。

AP通信によると、アレクサンダー・チッコロの父親であるロバート・チッコロ氏は2014年9月11日、政府機関に警告しました。
父親は息子の長年の精神疾患とISISへの参加について心配していました。

CBSニュースによると、チッコロの父親は、ボストン警察の27年の経歴のある警部でしたが、息子のチッコロとは疎遠だったようです。

また、ABCニュースによると、ISIS支持者になる前に、チッコロは、福島原発事故の後、2012年7月反原発「ピースウォーク」に参加しており、その時写真に撮られているそうです。

H/T  ABC News  CBSNews

Post by JK 2018/09/06  11:49

 

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