【アサンジ:新展開?】RT編集長:「私の情報源によると、エクアドルは今後数週間でアサンジを引き渡す予定」

RT編集長のマルガリータ・シモーニャン(Margarita Simonyan)の「独自の情報源」をもとに発表された情報によると、エクアドルはウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏を今後数週間または数日以内に英国に引き渡す予定だという。

この話の信憑性をRTにインタビューされたドイツ人の情報源が確認した。

シモーニャン氏のメッセージは、アサンジの今後についてエクアドルと英国が話し合いをしたという噂が英国のマスコミ再び戻ってきたことを示唆する。

タイムズ紙は今週の初め、英国がロンドンの(エクアドル)大使館からアサンジを移動させようとするため、英国がエクアドルとのトップ級協議でこう着状態であると報じた。

外務大臣のアラン・ダンカン卿が、外交努力の先頭に立ったといわれている。アッサンジ氏に近い筋によると、同氏が大使館に滞在し続ける場合は、国際通貨基金(IMF)からの融資を阻止するという脅しなどで、米国がエクアドルに「重大な圧力」をかけているとはいうものの、彼自身は交渉に気がついておらず信じていると述べている。

タイムズの報道は、新しく選出されたエクアドルのレーニン・モレノ大統領が英国を訪れる数週間前に、アサンジを「ハッカー」、「遺伝的問題」、「厄介者(靴の中の石)」と揶揄したと報じた。

アサンジが着実にエクアドルの厄介者になっていることを示す他の憂慮すべき兆候があった。今年3月末、エクアドル政府はアサンジと外部とのコミュニケーションを行う特権を停止し、大使館でのインターネット接続を遮断した。

この動きは、他の国事への干渉を控えるというアサンジの合意違反に起因するとされていた。以前は、彼はカタロニア独立運動を取り締まるスペイン政府を非難した。

アサンジは2012年以来、エクアドルの大使館で亡命し拘禁されている。この47歳の男性は、スウェーデンでの性的暴行容疑で指名手配中だったが、米国に移送され、公平な裁判なしに起訴される恐れがあると懸念した。

米国では、昨年ジェフ・セッション司法長官が、アサンジの逮捕が「最優先」と呼び掛け、同氏が「テロに関与した」と述べていた。

ウィキリークスは長年にわたり、2010年に内部告発者チェルシー・マニングによってリークされたイラク戦争のケーブルなどの何十万もの米国のファイルを公開している。

昨年5月に閉鎖されたとのスウェーデンの捜査にもかかわらず、このオーストラリア人の(アサンジ)は、米国に送還はしないという同氏の保証もなく、保釈条件を違反したとする未処理の英国の令状のために大使館を出ることができなかった

長年にわたり、この内部告発者(アサンジ)は、活動家や人権団体によって支持されており、同氏の釈放を要求している。

国連委員会はまた、アサンジの大使館滞在が「恣意的な拘禁」になることしたが、同氏の運命を変えるには不十分だった。

Post by Blinks JK 2018/07/22  15:04

 

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