【ウクライナ】スパイスキャンダル:ウクライナ特殊部隊がロシアのRIAノボースチの記者をスパイとしてリクルートを試みる

先月30日、ウクライナ保安局(SBU)が、「ロシア治安機関による反体制派ロシア人記者に対する殺害計画」を暴くおとり捜査として、同記者の殺害を偽装し、殺害計画に関わった関係者を拘束したと発表したと報じられました。

当初、この記者が殺害されたというショッキングなニュースの後に、これは偽装だったと殺害されたはずの記者が出てきた時には驚きました。

その事件と関係あるのでしょうか。
今度は、ロシア・トゥディからの記事の事件が興味深いです。
その内容は次の通りです。


ウクライナの特殊部隊が、ロシアの通信社RIAノボースチのリトアニア支局の記者に情報をリークするようリクルートしようとした。

リトアニアのRIAノボースチで働いている記者イリーナ・ヴィソコビッチ(Irina Vysokovich)氏が、ウクライナのヘルソン(Kherson)という町に行き、同僚のキリル・ビシンスキー(Kirill Vyshinsky)RIA Novostiウクライナ副編集長を訪ねた。

副編集長のビシンスキー氏はキエフで逮捕され、反逆罪で告訴されていた。

しかしながら、ビソコビッチ氏は、法廷に入る前に、車に乗せられウクライナ保安局(SBU)に連れていくというスパイ超大作戦のような事件が起きたため、金曜日の法廷に間に合わなかった。

同記者は、特殊部隊によって数時間にわたり彼女の仕事について尋問され、同僚のデータをリークするよう紙にサインしろと迫った。

このことについてロシア外務省は、「ウクライナ政権」がジャーナリストに対する挑発を圧力、脅迫、組織化していると非難して、この事件を激しく非難した。同大臣は、「この事件はウクライナの表現の自由がなくなることをさらに証明するものだ」と述べた。

一方、SBUは、ビソコビッチに単にインタビューを行っただけで、同記者が話をでっち上げたと主張したとウクライナの報道機関が報じた。警察当局はまた、この女性は、「プロパガンダ」を目的とし報道の任務を受けていると非難した。

ビソコビッチ氏は、SBUが「インタビュー」と呼んだことに驚いた。同氏は、事件を思い出し、SBU当局者の誰もが完全な名前を提供していないと述べた。RIA ノボースチによれば、彼らは彼女に圧力をかけ、彼らの上司が「血が欲しい」と脅したという。

 

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