【米国:検査結果】エリザベス・ウォーレンのDNA検査でアメリカ先住民から遠いことが判明

米国の民主党議員エリザベス・ウォーレン(マサチューセッツ州)は、かねてよりアメリカ先住民の血を引いているものの代表として差別問題や権利を訴え弱者の味方として、ある意味アメリカ先住民を利用した政治活動を行っています。
その主張はともかく、同氏についていつも問題になっていたのは本当にアメリカ先住民の血を引いているかどうかということ。
なぜならば、証明するものは具体的には何もなく、同氏が主張する「母親のほほ骨がでている」という事だけだったからです。
しかも、チェロキー族は、同氏がアメリカ先住民の血をひいているという主張を認めていません。

そういうわけで、共和党や保守的なメディアはかねてよりDNA検査を要求し、トランプ大統領は同氏をいつも「フェイク・ポカホンタス」または「ポカホンタス」と呼んでいます。

そのウォーレン氏が、ついにDNA鑑定を受け、その結果が月曜日発表されました。

結論からいうと、アメリカ人の平均的な白人よりも統計的にアメリカ先住民のDNAが少ないことを証明したそうです。

デイリーコーラーの記事から:

Daily Caller 2018/10/15 】
マサチューセッツ州上院議員エリザベス・ウォーレンは、月曜日にDNA検査を受け、アメリカ人の平均的な白人よりも統計的にアメリカ先住民のDNAが少ないことを証明した。
ウォーレンのDNA鑑定結果は、インディアンとチェロキーの遺産を政治的、職業的キャリアの中で主張してきた彼女の幅広い経歴において重要である。
ウォーレンは、彼女のDNAテストの結果を発表し、彼女が6~10世代前の1/1024(0.097%)のアメリカ先住民DNAを持っている可能性があることを示した。
Genetic Literacy Projectの包括的研究によると、平均的なヨーロッパ系アメリカ人は、アメリカ先住民のDNAを0.18%持っているという。
ヨーロッパ系アメリカ人に関しては、DNAの割合はアフリカ系アメリカ人やラテン系アメリカ人よりもはるかに異なっており、ヨーロッパ系アメリカ人のゲノムは98.6%がヨーロッパ系、0.19%がアフリカ系、0.18%がアメリカ先住民である。
一般的に、この数字は、ヨーロッパ人によるアメリカ植民地化の歴史と、アフリカ人やアメリカ先住民との交流を考えると、予想される数字と一致しているようだ。
ウォーレン氏は、この発見を、彼女のアメリカ先住民の遺産の「強力な証拠」と呼んでいる。
トランプ氏は、ウォーレン氏を「ポカホンタス」と揶揄することが多いが、月曜日の朝、この調査結果について質問されると、「気にかけている」と答えた。

しかし、根本的に問題なのは、チェロキー族は、祖先の証明としてDNAテストをうけていないということで、このDNAテストは意味があるのだろうかと思います。

(H/T Daily Caller )

Post by Mariko Kabashima 2018/10/16 11:47

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