【米国:警告】ロシアだけではない:中国、北朝鮮、イランが米国の選挙をターゲットにする可能性があるとボルトンが証言しているが証拠はない。

2018年に予定されている米国の中間選挙が、ロシア、中国、北朝鮮、イランの標的になる可能性があると、国家安全保障担当のジョン・ボルトン補佐官は警告したが、証拠の提出は拒否した。
ジョン・ボルトン国家安全保障アドバイザーは、2018年の米中期選挙が、ロシア、中国、北朝鮮、イランの標的になる可能性があると警告している。

ボルトン氏は日曜日、ABCの 「This Week」 の共同アンカーであマーサ・ラダッツ(Martha Raddatz)氏に次のように語った。
「中国の干渉、イランの干渉、北朝鮮の干渉については安全保障上の十分な懸念事項であり、我々は、そのことを防止するための措置を講じていると断言できます。実際には4ヶ国すべてにです」

ボルトン氏は、選挙妨害の脅威を北京から受ける可能性がある一方で、「何人かの『馬鹿』がモスクワだけを見ている」と非難したドナルド・トランプ米大統領の謎めいたツイートについて説明するよう求められた時に発言した。
中国が過去の米国の選挙で何をしたかという質問に、ボルトン氏は答えを避け、4カ国が今後の世論調査に手を加えようとしているのではないかというラダッツ氏を安心させた。

「私が知ろうが知らまいが、2018年の選挙を見て我々がもっとも懸念しているのはこの4カ国であるということだ」とボルトン氏は述べた。

11月の中間選挙が近づくにつれ、外国人の干渉をめぐるヒステリーが激化している。
今月はじめ、国家情報長官のダン・コート氏は、ロシア人はまだ投票を混乱させるための「強力なキャンペーン」を開始していないが、大規模な選挙のハッキングによる「キーボードをクリックする」だけでできると主張した。

しかし、一部の政治家は、厄介なロシア人がすでに選挙に介入したと確信しているようだ。
たとえば、左派の女優で活動家のアリッサ・ミラノは、オハイオ州で民主党が僅差で敗北したことについて、すでにロシア人を非難している。

一方、民主党のビル・ネルソン上院議員は、中間選挙を前にフロリダの「特定の郡」で起きたとされるロシアの「浸透」にかなりこだわっているが、治安当局は、このような違反の証拠は見つかっていないと述べていた。

ロシアは日常的に主要メディアの注目を集めているが、その他の「干渉者」 も注目されている。
イランと北朝鮮は、米国国内での主に窃盗を中心とした国家支援によるハッキング活動で繰り返し非難されている。
テヘランは秘密を盗むことに焦点を当てていたとされているが、北朝鮮の「ハッカー軍団」はおそらく、同国のために金を稼ぐつもりだ。

北朝鮮は、WannaCryランサムウェア攻撃について、公式に非難されたが、「証拠」にもとづく主張は提示されなかった。
米国では、中国があらゆる種類の悪質な行為を行ったとされる懸念が根強い。多くの政治家は、中国が「地球上でもっとも強力で影響力のある国として米国に取って変わろうとする長期戦略」があり、異なる価値観を持っていて、米国にとにかく危害を与えたいだけではないかと考えている。
政治家以外に、「中国の恐怖」はここ数年米軍によって熱烈に喧伝されてきた。
今週発表されたペンタゴンによる中国の軍事力に関する年次報告書は、かなり厳しいものだった。
報告書によると、中国空軍は 「水上爆撃機の運用区域を急速に拡大させ……、米国および同盟国の標的に対する攻撃訓練の可能性が高い。
さらに報告書は、中国が 「キネティックキルミサイル」 や地上レーザーを開発していると主張した。
ドナルド・トランプ氏が「スペースフォース」と大々的に宣伝しているように、宇宙で米国の衛星を標的にした 「軌道周回宇宙ロボット」 が登場した。

引用ここまで
RT 2018/08/20】

米国の選挙戦が、ロシアだけではなく中国、北朝鮮、イランによる干渉が懸念されるという記事です。
この記事を見ていると、現代の戦争は、ハードな軍備によるものだけではないということがわかります。
他国に有利な政治家をバックアップするということは、他国が選挙戦を支配するということになり、ターゲットとなる国を有利に動かせるという可能性がでてきます。
それだけではなく、政治家を育てたり、流入させたりすることで侵略を確実に行う事が可能さえあるのではないでしょうか。

選挙についてのセキュリティー強化は、まず国が一番に整備することは当然のことながら、同時に、国民もどの人が一番最適な人なのか、また、その人がどういう政治活動をしているのかということを、ネットにあふれる悪意あるプロパガンダに惑われずしっかりと国民が見る必要があります。

Post by MK 2018/08/21 10:21 update 19:36

♥主流メディアが報じない海外情報をもっと知りたいと思った方はこちらにぽちっとお願いします。 ⇒ 
海外ランキング

 

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。