【米国】裁判所文書:ポール・マナフォートは刑務所ではVIP待遇

水曜日に提出された新しい裁判所文書は、トランプ大統領の元選挙対策委員長であるポール・マナフォート氏が、刑務所で「VIP」のように扱われていると伝えた。

この文書は、バージニア州での裁判を数カ月間延期するというマナフォート氏の要請に反対している連邦検察官が提出したものである。マナフォート氏の弁護団は、マナフォート氏が収監され、同氏とのやり取りが困難になったと主張し、裁判を延期するよう要請している。

しかし、裁判所に提出された文書によると、マナフォート氏が個人用の電話や延長コード付きの専用ノートパソコンを与えられ、すべての書類にアクセスができ、まるで刑務所内の王様のように扱われているという実態を表している。

検察はまた、バージニア州ワルシャワのノーザンネック刑務所では、マナフォート氏が弁護団と会うために彼専用の別の仕事部屋にアクセスすると述べている。

政府は、マナフォート氏の環境は「他の受刑者よりも制限的」ではなく、さまざまな面で「制限が少ない」との認識を示した。

さらに検察は、マナフォート氏は独房より広く、専用のバスルームとシャワーが付いた部屋で、囚人服を着ずに過ごしていると語った。

これまでの裁判所への申立てにおいて、マナフォート氏の弁護団は、ノーザンネック刑務所(ワシントンDCから2時間)への距離が遠いため、裁判に向けて適切に準備することが困難だとしている。

弁護団はまた、マナフォート氏が1日最大23時間もの間、独房で拘束されているとも主張している。

火曜日、バージニア州でマナフォート氏の裁判を担当している地方裁判所の判事であるT.Sエリス3世は、同氏をアレクサンドリアの刑務所へ移動させ、弁護団とのアクセスが容易にできるようにした。

判事は、裁判を延期するかマナフォート氏を別の場所に移すか、まだ判断を下していない。

マナフォート氏は、脱税、銀行詐欺、検察への偽証、その他の容疑により、ワシントンとバージニア州での裁判に直面している。彼は無罪を主張している。


引用ここまで
The Washington Post   – 2018/07/14】

この記事は、ご存知のように、リベラル側の主張をするワシントンポストの記事です。
ポール・マナフォート氏とはどいういう人物かというと、アメリカ合衆国ロビイスト選挙コンサルタント弁護士です。
ジェラルド・フォードロナルド・レーガンジョージ・H・W・ブッシュボブ・ドールなどの大統領選挙キャンペーンの顧問を務めていました。
2016年アメリカ大統領選ではドナルド・トランプ陣営に加わり、同年3月から8月まで選挙対策本部長を務めました。
おそらく、同氏は、今までと同じように選挙戦を戦ってきたと考えられます。叩けばなんらかのホコリがでるような感じで。
以前、民主党の支援者であるジョージ・ソロスは、「なにがなんでもトランプを潰せ」と言っていました。
これからも、トランプ関係者は、身の周りをよほど綺麗にしておかないと、また、同じように何等かで告発されることになるでしょう。
しかし、リベラルな主流メディアは、ヒラリークリントンや、オバマ前大統領周辺の不審な出来事については、あまり積極的に報道しない傾向があるということも私達は知っておくべきではないかと思います。

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