【EU-中国 :米関税】EUは、米国との貿易戦争における中国の協調要請を拒否

欧州連合（EU）は、欧州と中国製品に対する米国の貿易関税引き上げに対する中国の協調要請を拒否した。

7月16日から17日まで北京での中国・欧州首脳会談を前に、世界貿易機関（WTO）での米国に対し、「中国がEUに共同行動を始めることを提案した」と、EU当局者と外交官はロイター通信に述べた。

中国の劉鶴国務院副総理は、「中国政府は、年次サミットでどのセクターを欧州投資に開放できるかについて、初めて述べる準備ができている」と、メディアに語った。

China will counterpunch US with $34 billion in tariffs – report https://t.co/WeYBKQl4BZ pic.twitter.com/m11T1v1NIV

— RT (@RT_com) 2018年7月4日

EU当局者によると、中国の国営メディアは、欧州連合（EU）が中国サイドについているというメッセージを宣伝しているが、その連合とは微妙な立場にある。

中国の新華社通信は、次のように述べている。

「中国と欧州は協力して、貿易保護主義に対抗すべきだ」
「中国と欧州諸国は自然なパートナーだ」
「自由貿易は世界経済の強力な原動力だと確信している」

1人のEUの外交官は、貿易問題に関するパートナーシップのアイデアを拒否し、次のように語った。

「中国は、欧州連合 (EU) に米国に対して、中国サイドにつくよう同意を求めている」
そして、「我々は、そのようなことは行わない。そのように彼らに話した」と付け加えた。

Cutting out the US dollar: #Russia & #China boost national currencies trade https://t.co/SbJNblJDRd pic.twitter.com/66ZgYNihl9

— RT (@RT_com) 2018年6月9日

貿易相手国との貿易赤字を縮小しようとするトランプ大統領の試みの一環として、米国は中国と欧州の製品に関税を課している。

中国はトランプの最大の関税発動のターゲットとなっている。

先月、ホワイトハウスは7月6日に中国産輸入品のうち818品目340億ドル（約３兆7500億円）相当について最近25％の関税を発動すると発表した。

中国は、同日に導入される米国製品に対抗措置として課税する準備があると述べた。

【RT 2018/07/05】

引用ここまで

中国は、EUが中国側についていると考えていたようです。
トランプ大統領は、あくまでもアメリカファースト。アメリカが優位になることはなんでもやるということですね。
中国も中国ファースト、EUもEUファースト。
我が国もそろそろ、どういうわけか日本だけに蔓延している地球市民というような意識をやめ、他の国からなんと言われようと日本ファーストでやっていく時期ではないでしょうか。
Post by MK  2018/07/05 23：50

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