【編集室】読者の声を受けてひとこと

AI活用による市政についての取材記事を書いたところ、「AIは危険」というお声をいただきました。

松田氏とのインタビューでは、決してAIは万能といいっておらず、その問題点も指摘されていました。
そのことについて書こうと思います。

AIは危険だから一切だめだといった其の方は、自動走行のウーバーの事故の記事を提示されてました。 「そういうAIの危険を知らないのだろう、能天気だ」というご意見。

しかと受け止めます。

ですが、あえてこのことには反論します。

一切AIは認められないといいながら、AIが一部活用されているFBを使い、FBに書き込むためAIが多少導入されているディバイスを使いというには、すごく違和感があります。

実際、地下鉄などすべての乗り物に、一部AIが活用されていたり、AIが取り入れられている調理機がつかわれたりという具合に、知らない間にAIというのは今の生活に取り入れられているのですが、その人は、そういうものを一切使わずに生活されているのかと思います。

おそらく不可能ではないのでしょうか。

すくなくともデータベースを中心としたマーケッティング分野ではAIの分析で、良い風に活用されている場合もあれば、悪用されている事もあります。

（実際、AIはトランプが勝つと分析してました。変な人間の思惑よりも正直であります）

ですから、使う方は、そういうことをわかって使っていくという道具にすぎないと思います。

ウーバーの自動走行についての問題もよく知っています。
AIは万能ではないことも良く知っています。
しかし、その問題があってから、すでに問題解決のため開発が進んでいることも知っています。
その問題があってから、どれだけ月日がたっていると思いますか？
その時点でストップしているわけではありません。
その記事のその記者が書いた情報が全てではありません。

技術の革新についてはいつもそういう側面があります。

日本の社会が新しいことについて、海外から認められない限り評価しないという意識が、この国をどれだけ弱体化しているか、優秀な人材に絶望をあたえているか。

日々、研究者達は、問題解決のために研究しています。

私は、軍隊もなく、平和憲法で縛られた日本がつぶされないためには、敵国がこの国をつぶすと自分たちにとっても不利であるというような国にしていくと、いいのではないかと思います。

しかし、現在そういう人材が流出しているのが現状です。
そういった意味で、日本はもはや、日本が今まで自分たちの国より後進国だと思っていた国にどんどん追い越されてきていて、そういった国から学ばなくてはならないような国になってきています。

AIについての日本人で恐怖感を持つ人は、昔、「写真を撮られると魂が抜かれる」と思っている感覚と同じだと思います。

現在、多かれすくなかれその恩恵にあずかっているにも関わらず。
AIが活用されているFBで発言しながら、AI活用を批判するというのはおかしな話です。

ホーキング博士やビルゲイツがAIについて警告を出していますが、警告は警告、そうならないように活用していけばいいし、人間には修正していけるという感覚をもっています。

また、その警告がどういう意図をもって日本に発信されているか考えたことがありますか？

警告ということがあるということは、拒否というわけではなく、修正していけるということです。

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