【米国:世論調査】米国民はミュラー氏のロシア疑惑捜査に関し、徐々に興味を失っていることが明らかに

トランプ氏については、ロシア疑惑、マナフォート起訴など相わからず疑惑が多いように見える大統領報道が多いですね。
しかし、これらの大きく報道されている事象をみると、オバマ大統領、クリントン大統領でも同じようなことがあっても問題にならなかったり、小さな事として取り上げられているものばかりです。
寧ろ、米国版疑惑のデパート、ヒラリー・クリントン氏の件はどうなっているのか、どうして追求されないのかと気になります。
これから紹介する世論調査の結果をみると、米国民も繰り返されるトランプ氏への魔女狩りのような報道にうんざりしている様子が見られます。
今後トランプ氏を叩く材料がさらに出てきたとしても、魔女狩り慣れしてきているトランプ氏に対してのさらなるマイナス材料になりえるのでしょうか。
この記事は、デイリーコーラーから紹介します。
Post 2018/05/09 6:31

Daily Caller by Chris White  2018/05/06】

4月に実施された色々な世論調査によると、特別検察官ロバート・ミュラー氏による2016年大統領選挙時のロシア干渉疑惑について捜査を支持する割合が減少していることが明らかになった。

(米国)モンマス大学、クイニピーアク大学、およびマリスト大学による最近の世論調査によると、アメリカ人が多岐にわたる捜査に嫌気を差しているということが示された。 国民の3人のうち2人は、ミュラー氏の捜査が、ドナルド・トランプ大統領にとって不公平だと見始めている。

モンマス大が5月1日に発表した調査によると、米国民の54%が、ミュラー特別検察官は疑惑を引き続き追求するべきだとしているが、これは(昨年の)7月の62%、3月の60%より減少している。さらに、43%近くは捜査を終了するべきと考えており、この数字は昨年夏にくらべ10ポイント上昇している。

ロシア疑惑捜査の継続を支持する無党派層は3月に63%であったが、新たな世論調査では54%に減少しており、トランプ氏を強硬に支持する保守派以外にも捜査に対する批判が広がっていることを示している。
モンマス大学の世論調査は、携帯電話と固定電話によって成人803人をサンプリングしたものであり、この結果は無党派層を引き入れたいとする民主党への危険信号となりかねない。

一方、4月10日から13日にかけて行われたマリスト大学の世論調査では、45%がミュラー氏の大統領に対する捜査は「公正」であったと回答したが、最も数値が高かった2月の53%からすると減少している。
いまだ割合は少ないものの、30%がミュラー氏の調査は「不公平だ」と回答した。クイニピーアク大学の結果も同様であった。

4月26日に発表されたクイニピーアク大学の世論調査では、有権者登録した者の54%がミュラー氏は公平な捜査を実施していると回答したが、最も割合の高かった2017年11月の60%からすると減少している。一方、31%が捜査は「不公平」であると回答した。
これらの3つの大学の世論調査は、トランプ氏が捜査に関して責任があると考えている人を非難し続けた結果である。

「ロシアの魔女狩りに関する質問がメディアに『リーク』されたのは非常に恥ずべき行為だ」と大統領は、モンマス大学が世論調査結果を公表した当日にツイートした。

「(ロシア)共謀に関する質問がまったくない。ああ、なるほど。でっちあげ、偽の犯罪、共謀、跡形もなく何もない、不正にリークされた機密情報から捜査が始まった。 そりゃいいね」

また、モンマス大学の世論調査は、4月30日にニューヨークタイムズがミュラー氏のトランプ氏へ質問リストを報じた後の結果である。その大部分は、トランプ氏に対する司法妨害を中心としたものだ。

そのリストの中には、2017年2月13日に辞任に追い込まれた前国家安全保障顧問マイケル・フリン氏に関する質問が5つの項目があった。
トランプ氏が2017年5月9日に解任したジェームズ・コミー元FBI長官に関する質問が18項目、ジェフ・セッションズ司法長官についての質問が8項目あり、トランプ氏の大統領選とロシア政府との関係をめぐる疑惑についての質問が13項目あった。一部の法律アナリストは、質問は過度に広範的だと考えている。

ホワイトウォーター疑惑の調査で副独立検察官を務めたソル・ワイゼンバーグ(Sol Wisenberg)弁護士によると、トランプ氏の顧問弁護士らはミュラー氏の聴取に向けて準備するにあたり、ホワイトウォーター疑惑の捜査で当時大統領であったビル・クリントン氏のチームよりも不利な立場にあるという。

「クリントン大統領が我々と話をするために大陪審室に来た時とは全く違うものである」とワイゼンバーグ氏は5月1日のインタビューでニューヨークタイムズ紙に語った。「クリントン氏は、我々が何を知っているのか、ほぼすべて知っていた。リスクははるかに低かった」

彼は、「この質問リストは、トランプ大統領がミュラー氏との聴取をするべきではないという考えを一層強めるものである。(中略)ミュラー氏はあらゆることを知っているが、我々は正確に彼が何を知っているか知らない。また、このような広範囲で詳細にわたる質問は、真に地雷を踏むよう仕掛けていることになる」と付け加えた。

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ&MK 編集、序文 MK)

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