【ロシアトゥデイ発】日本は北朝鮮の核実験中止に満足しておらず、完全かつ不可逆的な非核化を望んでいる

皆さんもご存知の北朝鮮の核開発凍結についてのニュースです。ここで紹介する記事は、日本の安倍総理と小野寺防衛省長官の発言をロシアの国営サイト、ロシアトゥディが報じたものです。

この記事になぜ注目したかというと、日本の態度をはっきりと明確に思慮深く発言したということを報じているという点です。

米国では、ロシアはロシア・トゥディやスプーニクスを使い、国内外でプロパガンダをされて拡散していると西側諸国から非難され懸念されて報じられたとしても、海外の記事でみる日本の記事について、日本発信発の何かとネガティブな記事が多い中、日本の発言をちゃんと報じている点で評価したいと思います。

国内では相変わらずセクハラ問題やモリカケ問題、自衛隊の日報問題を中心に盛り上がっているマスコミですが、国防についてもう少し盛り上がってほしいものです。

*注)安部首相および小野寺防衛省長官の発言は、英文を翻訳したものです。実際の発言とは全く同じではありません。

Post 2018/04/22  11:45

RT 2018/02/21】

韓国は金正恩の核実験と弾道試験の中止に関する発表を歓迎しているが、米国の「最大限の圧力」をかけることを強く支持している日本は非常に慎重な楽観論を表明した。

日本、米国、韓国は、朝鮮半島の完全な非核化に向けて粘り強い努力をしてきた。もちろん、米国の戦略爆撃機や航空機運搬船ではなく北朝鮮の核兵器を意味する。

金正恩最高指導者は、数カ月にわたるソウルとの実りある協議を経て、北朝鮮の戦略的抑止計画が目標を達成したことで、さらなる核・大陸間弾道ミサイル実験を中止すると発表した。

韓国の大統領府は、「北朝鮮の決定は、朝鮮半島の非核化にとって意味のある進展であり、世界が望んでいることだ」と述べた。「これは、今後の南北首脳会談の成功のための非常にポジティブな環境作りに貢献するだろう」と語った。

しかし、日本はこの進展に対する評価にはもう少し慎重だった。「この発表は、前向きな動きと歓迎したい」と安倍晋三首相は述べた

「私はこれらのポジティブな動きを歓迎したいが、これは北朝鮮の核兵器、大量破壊兵器、核ミサイルの完全な検証可能かつ不可逆的な解体につながるかどうか、私は疑問に思う安倍氏は述べた。 「私はその進展をしっかりと注視したい」

日本の防衛省は、金氏の発言についてさらに懐疑的だった。ジャパンタイムスによると、小野寺氏は、「短距離・中距離弾道ミサイルの放棄」は言及していないと指摘し、「満足することはできない」と述べた。

一方、ドナルド・トランプ氏は、金氏の核実験中止発表のニュースを歓迎した。
「非常に良いニュースと大きな進展」と呼び声明を歓迎し、4月27日の韓国内相会議後に予定されている米国・北朝鮮首脳会談を「楽しみにしている」とツイートした。

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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