【日米:北朝鮮問題】米国大統領が日本と会談し、北朝鮮首脳会談は起きないかもしれない、とトランプ氏は警告している

このタイトルをみて、「ぎょっ」とされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今朝のBBCのニュースを見た時もタイトルと同様のニュアンスを報じていました。
しかし、この記事の内容をちゃんとみてみると、トランプ氏からそういったような明らかな言葉はありません。
さらに気になるのは、トランプ氏と安部氏のむすびつきこそ問題だというニュアンスの報じ方です。(なんらかの思惑があるのかもしれないですね。)
そして、非常に気になるのは、もし、米朝会談が開催されなかった場合、「上手くいかないのは日本のせいだ(安倍首相のせいだ)」というシナリオをマスコミが用意しているのではないかということです。外交については、安倍首相が一人で頑張っているようにしか見えないにもかかわらず。(他にも尽力されている方はいらっしゃると思いますが)
日本のマスコミのせいで、日本の国民は国際社会から取り残されていくように見えてしかたありません。
少なくとも日本のマスコミと政治家は、貶めるのではなく日本の国益を考えて発言し行動してほしいものです。
この記事は英国エクスプレスUKから紹介します。

Post 2018/04/19 12:16 update 17:08

Express UKBy CIARAN MCGRATH 2018/04/17】

ドナルド・トランプ大統領は、金正恩最高指導者との首脳会談について、「非常に高いレベル」で米国との直接協議をし、現在、外交努力を続けていることを認めているにもかからず、結局、金正恩によって提案された首脳会談は、結局開催されない可能性があることを認めた。

米国大統領は、日本の安部晋三首相との2日間の会談とゴルフのためフロリダ州のトランプ氏のマール・ア・ラゴに滞在している。トランプ氏は安倍首相との写真撮影の間、この情報を公開した。

トランプ氏は、米国の政府当局者は、彼とならずもの国家の最高指導者との会談を試みるため、北朝鮮の「非常に高いレベル」で直接協議していると語った。

そして彼はこれらの努力が水の泡になる可能性があることを認めた。

彼は次のように述べた。
「事が上手くいかず、会談が行われない可能性がある。我々は、強硬路線を続けるだろう」

トランプ氏は、米政府当局者は、5月末または6月初めの金正恩との会談で5つの異なる場所を探していると語った。それらが、米国のどこかになるのか尋ねられたとき、大統領は「No」と述べた。

彼は、米国側の誰が北朝鮮人と話しているのかを明らかにしなかった。

しかし、トランプ氏は、次のように強調した。
「我々は北朝鮮と非常に高いレベルと直接対話をしてきた」

「そして、私は本当にこれが友好を築き、良いことが起きていると思う」 

「最終的には、重要である最終結果であるため、なにが起きるか我々はみている。我々が会談を行うということを考えているということとか、会談を行うという事実ではない」

トランプ氏と安部氏は、金正恩最高指導者との将来的な会談に主に集中させて2日間の会談を行う。日本は、金正恩との非核化協定には、長距離ミサイルだけではなく日本を標的にしたものも含むという米国の確約を求めている。

米国大統領は、1953年以来、韓国と北朝鮮の間に存在していた戦争の終結を目指し、両国間の努力も支持した。

彼は次のように述べた

「彼らは戦争の終結を議論することを私は祝福している。朝鮮戦争が終わっていないことを人々は理解していない。それがたった今起きている」

彼らは戦争の終結について協議している。取引を前提として、祝福し、そのことを協議していることを非常に祝福する」

安部氏は、「日本は北朝鮮に完全に明確な非核化を希望している。トランプ氏は、金氏との会談を始めようとする『勇気』を示した」と述べた。
トランプ氏は、「日本と我々は強く結ばれており、北朝鮮に関しては一体としている」と付け加えた。

米国の指導者は、15カ月間の政権の間、安倍首相との緊密な関係を築いてきた。

2人は、1年以上前、昨年安部氏がフロリダを訪れた時と、トランプ氏が昨年11月に東京を訪れた時の前回のゴルフのラウンドで結びつきを深めた。

 

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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