【米国:世論調査】ミレニアル世代は、言論の自由よりも多様性が重要と考えている(抄訳)

日米ハーフのカリナです。
アメリカの若者世代を取り巻く環境と日本の若者世代を取り巻く環境は、似ているようですが、違いも見られます。
双方ともにスマホやネットが大好きですが、アメリカの若者世代がネットで見ているソースは極左やリベラルなソース(例えばBuzzfeedやHuffington Post)が多いのです。
更にアメリカのエンタメ業界もリベラルだらけで、日本よりも政治的な(とりわけ左翼寄りの)発言をする芸能人も多いです。おまけに教師や大学教授の多くが左翼です。
日本よりも左に偏りがちなのは無理もないですね。
「多様性が大事である」と答えているアメリカの大学生たちですが、果たして本当に多様性を重んじているのでしょうか?
ミレニアル世代の中でも保守寄りの方々が中心となっている米国の大学関連の保守系ニュースサイトCampus Reformを見ていても、些細な事を「差別的」だと主張する大学教授や学生、保守系の論客が来る予定ならば、暴動を起こしてても阻止をするアメリカの大学の実態が浮かび上がってきます。
また、「多様性を重んじるべき」と言いながら、思想の多様性を認めない傾向があり、左派思想やポリコレに反対する女性やマイノリティの意見は尊重されません。
言論の自由か?それともいわゆる多様性か?多様性とは何か?を考えていただく機会になればと思います。

Post 2018/03/20    11:37

The Goldwater by Kyle James  2018/03/19 】

米国の大学生を対象にした新たな調査結果が発表され、わずかの差で過半数のミレニアル世代が「言論の自由」よりも「多様性の方が大事である」と思っている驚くべき実態が明らかになった。この調査は、ギャラップ・ナイト財団が行い、米国の大学生3014人を対象に実施された。

調査に参加した大多数の大学生のうち、56%は「言論の自由が最も重要である」と答え、52%が「多様性がある包括的な社会が民主主義にとって必須である」と答えた。

「二つの概念のうちのどちらかを選びなさい」との質問には、わずかの差で大学生たちが「多様性の方が言論の自由よりも大事であると思っている」という事が明らかになった。53%が「多様性の方が大事である」と答え、46%が「言論の自由の方が大事であ」と答えた。また、女性や黒人などのマイノリティは「言論の自由よりも多様性を重んじる」傾向があった。

調査結果は、米国の学校や大学で行われている多様性カリキュラムやリベラルなイデオロギーがもたらした結果を反映している。

ナイト財団は、「米国の大学生の多くは、言論の自由を保証する米国憲法第一項を支持しているものの、多様な立場を尊重するために言論の自由を抑える事を支持している人が少なくありません。これらの相反する価値観や言動は、米国憲法第一項が保証している自由に影響を与えます。彼らの価値観を理解する事によって、我々の基本的人権を守り、未来につなげていく手がかりとなります」と発表した。

(海外ニュース翻訳情報局 Karina)

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