【EU危機 :調査結果】大多数のイタリア人若者、EU懐疑派・反体制派政党を支持

イタリアの若者の約60%がユーロに批判的で、反体制、反大量移民政策を支持するという調査結果がでました。その中心的な役割をはたしている、5つ星運動という政党は、そのシンボルである5つの星は社会が守り抜くべき概念(発展水資源持続可能性のある交通環境主義インターネット社会)を指しているそうです。イタリアの人は、この5つに特に危機感を持っているといえるでしょう。
この記事は、WESTMONSTERから紹介します。

Post 2018/03/09  16:05

WESTMONSTER 2018/03/06】

イタリアの若者は、日曜の総選挙で圧倒的多数がEU懐疑派や反大量移民を掲げる政党に投票した。

Tecneの調査によると、18~30歳のなんと44%が「五つ星運動」を支持し、さらに13%が反ユーロを掲げる「同盟」に投票した。また、若者の3%が民族主義的政党である「イタリアの同胞」を支持しており、合わせて60%におよぶイタリアの若者がユーロに批判的かつ反体制・反大量移民派の政党を支持したことになる。

フランス大統領選挙でも同様の事態が起こっており、若者の44%がマリーヌ・ル・ペンを支持した。ル・ペン氏はフレグジット(Frexit)賛成派の大統領候補で、高齢者よりも若者の人気を集めている。

欧州の若者が盛り上げるEU懐疑派の反乱は、欧州中で躍進し続けている。

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ 序文MK)

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