【仏・波紋】子ども向けの教育雑誌が、「本当の国ではない」とイスラエルと北朝鮮を並べて書いた!

フランスの子供向けの雑誌が、イスラエルと北朝鮮を「本当の国として認められていない」と書いたということもそうですが、同時に、この2か国を同列に書いてしまうという事にもびっくりしました。ヨーロッパの国々にとって、北朝鮮は距離が離れていこともあり、私たち日本人が持っている国の印象とは少し違うのかもしれないです。この記事は、ロシア・トゥディ他から紹介します。

Post 2017/12/28 11:04

RT 2017/12/26】

5歳から8歳までの子供たちを対象としているフランスの雑誌Youpiは、1月号の雑学カードゲーム中で、イスラエルと北朝鮮を並べて「本当の国ではない」とし、雑誌を回収する騒ぎとなった。
このカードには次のように書かれている。

197:私たちは、フランス、ドイツ、アルジェリアなどの197の諸国を国と呼んでいます。
他にも、例えばイスラエルや北朝鮮など、実在していても全世界の国々が国として認めていない国があります。

 

「子供たちに教えられたこの嘘に衝撃を受けた。このようなレトリックは、反イスラム主義とは切り離せない反シオニズムを奨励するだけだ」

CRIF(フランスのユダヤ共同体連盟)の会長であるフランシス・カリファット氏は、このカードを「事実上の嘘と目に余るもの」と非難した。

ニューヨークポストによると、B’nai B’rith Franceの所長セルジュ・ディハン氏は、この雑誌は、「世界各国からイスラエルを追放」して「イスラエルを憎むように子供を調整している」と非難した。

この反発の後、雑誌はフランスとベルギーのキオスクから排除された。

Youpiを発行しているバイヤード出版社のパスカル・ルフィナッハ社長は、「明らかに、決してイスラエルの存在を排除するつもりはありませんでした。誰かを傷つけるつもりは全くありませんでした。皆さまにお詫びいたします」と謝罪した。

イスラエルは、サウジアラビア、イラン、レバノン、カタール、イラク、パキスタンなどのムスリム諸国や、キューバ、皮肉なことに北朝鮮など、30カ国以上で認められていない。
一方、韓半島の唯一の正当な政府であると主張している北朝鮮の国家としての地位は、そのこと自体、フランス、日本、韓国によって否定されている。

H/T NewYork post

(海外ニュース翻訳情報局 MK)

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