【英国・発表】ダイアナ妃衝撃の真実:墓荒らしが遺体を掘り起こそうとしていたと実弟が明かす

先日、英国ヘンリー王子が婚約を発表しましたが、母であったダイアナ妃は、今年8月に没後20年を迎えました。ダイアナ妃の弟であるスペンサー伯爵が、彼女の墓地に4度の墓荒らし未遂があったことを明かしています。交通事故の原因は、執拗なパパラッチから逃れるためだったのではないかと言われていますが、亡くなった後も追われ続けたダイアナ元妃のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。本記事は、英国エクスプレスからの紹介です。
Post 2017/11/30  9:46

【ExpressUK by By JOE BARNES 2017/11/27】

彼女の弟であるスペンサー伯爵によると、ダイアナ妃は、埋葬された遺体を掘り起こし、盗もうとしたり忍び寄ろうとしたりする墓荒らしの標的になってきた。

伯爵は、彼女が子供時代を過ごしたノーサンプトンシャー州内オルソープの私有地に埋葬されて以降、ダイアナの墓地に4回の侵入未遂があったと明かした。

彼女の悲劇的な死から20周年の一部として亡くなった姉の思い出を分かち合いつつ、スペンサー伯爵は、姉の遺体を盗もうとする企てを撃退できたと明かした。

BBCラジオ4放送局の番組であるToday(トゥデイ)で、彼は「過去20年間に、彼女の遺体の窃盗未遂が4回ありました。すべて撃退できてとてもうれしいです。」と伝えた。

「世の中にはおかしな人がいるものです。彼女を安置するには、ここ[オルソープ]が一番安全な場所なのです。」

スペンサー伯爵は、ダイアナ妃を地元の教会にある家族の墓に眠らせる計画を変更したのは、「彼女を守りたかった」からだと説明した。

「どこで彼女を安全に埋葬できるだろうかと心配し、どこにいても非常にかき乱された気持ちがありました。」と彼は付け加えた。

伯爵は、1997年の葬儀で、ダイアナ妃の弔辞を述べた際のことも回想した。その弔辞は、少し前に初めて再読されたのみである。

姉に対する弔辞を、彼は「声を失ってしまった者の代わりに語る」機会として考えたと述べ、「私がやろうとしたことは、弟としてすでにこの世にいない姉に代わり語ることだけでした。」と付け加えた。

王室が向かい側に立っている中、彼は「ずいぶん辛辣なこと」も(弔辞の)スピーチで述べたと報じられたが、彼は「辛辣なことをそれほど言ったとは感じていません。すべての発言は真実だと信じていますし、偽りがないことは自分にとって重要でした。」と返した。

「私は実際、誰かを攻撃しようとしていたわけではありません。私は、ダイアナを祝福しようとしていたのです。そうすることで特にマスコミが悪いように見えたのであれば、そうですね、当然の報いでしょう。」

「とりわけ彼女の晩年、ダイアナはパパラッチやタブロイド紙の集団に、本当に貶められました。」と彼は付け加えた。

「ダイアナが死ぬ日まで追い回し、墓に小便をかけると宣言した男のことを、彼女が私に話したのを記憶しています。」

「つまり、彼女は自分の葬儀の場でさえ、メディアの深い闇の部分を相手にしていたのです。このことに触れるのは適切だと考えました。」と彼は語った。

 

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ)

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。