【米国・暴露】潜入動画、ワシントンポスト紙の隠された思惑を暴く

今回は、プロジェクト・ヴェリタスの最新の潜入動画記事を紹介します。ヴェリタスは、主流メディアの潜入動画を次々と公開し、業界内部の赤裸々な本音を暴き出しています。今回ターゲットとなったのは、アマゾン創始者であるジェフ・ベゾス氏が買収したワシントンポスト紙です。組織内のごく一部の日常会話から、全容が分かるというのは少々乱暴かもしれませんが、彼らの発言から透けて見えるものもあるのかもしれません。
Post 2017/11/29  12:07

Veritas by staff report 2017/11/27】

主な内容

・ワシントンポスト紙の製品ディレクターであるジョーイ・マーバーガー氏は、「仮にトランプ氏が明日消えれば、アクセスが30パーセント落ちるだろう」と語った
・ワシントンポストの、国家安全保障を専門とするライターであるダン・ラモット氏は、「うわー、そこで働くの?」と、偏った編集部を引き合いに出す際に話していた

・本物のニュースの代わりに、「センセーショナルなことにたくさん時間を割いている」

・ワシントンポストの記者は、ニューヨークタイムズ紙とCNNを、偏った報道であるとして攻撃している

・「ニューヨークタイムズ紙の記者には、かなりやりすぎている者もいる。CNNはいつもやりすぎだ」と、ラモット氏はコメントしている

・アマゾン社のジェフ・ベゾス氏はワシントンポスト紙の所有者であり、ワシントンポスト紙の見方に直接的に影響を与えてきた

・CNNから始まった、アメリカン・プラウダ・シリーズ続編

(ニューヨーク)新たに公開された潜入動画で、ワシントンポスト紙の国家安全保障担当記者であるダン・ラモット氏と、製品ディレクターであるジョーイ・マーバーガー氏が、同紙の隠された思惑について話している。フェイク・ニュースであるとはいえ、明らかにトランプ氏に対する彼らの報道のやり方は、いい商売になる。

マーバーガー氏は、たとえその報道が必ずしも正確でないとしても、トランプ氏に対する報道は自分たちの成功のために重要であると認めている。「彼[トランプ氏]から離れるのは難しい。(トランプ氏の報道をするのは)疲れるとみな思っているけれど、自分たちはそう思っている。仮に、トランプ氏が明日消えれば、アクセスが30パーセント落ちるだろう。だから自分たちはそう思っている」と語った。

国家安全保障担当記者であるダン・ラモット氏も、マーバーガー氏の語気を強めるかのように「うわー、そこで働くの?」と、編集部の行き過ぎた偏りを引き合いに出して述べている。彼は、こう続けた。

「編集部は、トランプ氏が間違いなく好きではない。そこに問題があるのだと言っているのだが。でたらめなことがあれば、それを批判してでたらめだという報道の側面がある。でも、彼に称賛すべきことがあれば、称賛も与えるだろう?何か良いことがあって、彼はもっと悪いことをしている。だけど良いこともしている」。

ラモット氏は、ワシントンポストがトランプ氏に対する報道で多くの批判を受けていることを認めた。

「そうだ、それは批判だろう。皆に影響する政策などに比べて、センセーショナルなことにたくさん時間を割いている」。

彼は、CNNとニューヨークタイムズ紙もトランプ氏に対する報道が偏っているとして攻撃し、ワシントンポスト紙よりも悪いと言った。

「ニューヨークタイムズ紙の記者には、かなりやりすぎている者もいる。CNNはいつもやりすぎだ。ウォールストリートジャーナルは非常に保守的でそんなもんだ。ただそのいくつはそうだが、あなた方の新聞の責任者はだれかということだ」。

ワシントンポスト紙の所有者であるアマゾン社のジェフ・ベゾス氏が、同紙の見方に影響を与えていることをマーバーガー氏は確認している。ベゾス氏は、ワシントンポスト紙の新しい標語「民主主義は、闇の中で死す(Democracy Dies in Darkness)」を作ったとして称賛すらされている。

「ワシントンポスト紙は我々のこの本部に来て、我々がやるのと同じようなことをやり、形勢を逆転しようとした」とプロジェクト・ヴェリタス社長であるジェームズ・オキーフ氏は語った。「違いは、主流メディアが腐敗を露呈する問題の方が、彼らが扱う腐敗よりも多いということだ。いいか、ワシントンポスト紙よ、民主主義は、実に闇の中で死す。だが、民主主義は、静寂の中でも死ぬのだ。これからもっと動画が出るので、引き続きご覧いただきたい」。

(海外ニュース翻訳情報局 渡辺 つぐみ)

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