【米国】米国務省、左派系4メディアを排除ー右派系3メディアとハフポストを招待

ピート・ヘグゼス国防長官率いるトランプ政権の国防総省は、左よりの4社、NBCニュース、ニューヨーク・タイムズ、NPR、ポリティコに対し、国防総省の専用オフィスを一年間明け渡すよう通達した。

同専用オフィスに右よりのニューヨーク・ポスト、ブライトバートニュース、OANN、ハフポストなどの新しいメディアに置き換えるプログラムを開始した。


国防総省(ペンタゴン)は、ペンタゴン記者団(Pentagon Press Corps)に提供している物理的オフィススペースについて、新たなローテーション制度を導入する方針を発表した。フォックスニュースのコメンテーターであり、軍事問題に詳しいピート・ヘグセス氏がこの決定について言及し、次のように述べた。

「毎年、報道機関の各メディア(新聞、オンライン、テレビ、ラジオ)から一つずつ、これまでペンタゴンのオフィスを利用してきた報道機関が退き、新たに同じメディア種別から、これまで常駐取材の機会を得られなかった報道機関が入ることになります。」

この新制度により、対象となる報道機関は2025年2月15日(金)から2週間以内にオフィスを明け渡す必要がある。

ペンタゴン記者団は半世紀以上にわたり、国防総省内の個別オフィスを利用しながら、米軍および国防総省のトップリーダーたちへアクセスする特権を享受してきた。このスペースは「コレスポンデンツ・コリドー(Correspondents’ Corridor)」と呼ばれ、歴代の国防長官が報道の重要性を認識し、メディア機関に貸し出してきたものだ。ヘグセス氏はこの点についても強調し、

「このオフィススペースは、平和のための強さを世界に示す米軍の活動について、国民に伝えることの重要性を象徴しています。また、戦場で命を懸け、時には命を落としながら報道を続けた記者たちへの敬意の証でもあります。」

と語った。

今回の決定の目的について、ヘグセス氏は「ペンタゴンの物理的オフィススペースを、これまでその特権を享受してこなかった報道機関にも開放し、公平なアクセスを提供するため」だと説明した。ペンタゴンの限られたスペースを最大限に活用し、多様な報道機関が国防総省内で取材できる環境を整えることを目指している。

この新たなローテーション制度が報道の公平性をどのように向上させるのか、今後の運用が注目される。

出典 :CNN Breitbart News

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