【米国】トランプ:安倍元首相から贈られた黄金のゴルフクラブを発見、返却すると発表

米国のトランプ前大統領が、今更ながら安倍首相からもらったゴルフクラブを「発見したので返却する」と自身のSNSに発表。しかも「一度も使ったことがない」とも。
安倍首相のトランプ氏とのゴルフ外交は一体なんだったんだろうと改めて思いました。保身のために安易にこういう投稿をする人が米国大統領だったと思うと、日本人としても残念です。
この記事はニューヨーク・ポストからご紹介します。

《引用記事  NewYork post

トランプ氏、安倍元首相から贈られたゴールデンゴルフクラブを発見し、返却すると発表

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ドナルド・トランプ前大統領は月曜日、日本の故・安倍晋三首相から贈られた金メッキのゴルフクラブを探し当てたと発表した。これは下院民主党が探していた外国の指導者からの数十のプレゼントの一つである。

「喜ばしいことに捜索の結果、私の友人であり元日本首相の安倍晋三から贈られた黄金の(メッキ!)ドライバーを見つけることができたことを報告します。」とトランプ(76)は、自身のSNSプラットフォームであるTruth Social上に投稿。

「このクラブは、フロリダ州パームビーチ郡のトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブのロッカーの中に、他のクラブと一緒に入っていました。今まで一度も使用されたことがありません。」とトランプ氏。

「このクラブは、私が就任前に贈られたことに基づいて、報告義務がないとされているが、それでも国立公文書館に送ります。私の会社は年に何千本ものクラブを購入しています!」

この3,755ドルのドライバーは、昨年7月8日に暗殺された安倍晋三氏がトランプ氏に贈った3つのクラブのうちの1つであり、もう1本の3040ドルのドライバーと460ドルのパターが含まれている。

黄金のクラブは2016年11月にトランプ氏氏に贈られたものであり、S-Yardの赤いドライバーやBettinardiのパターは、トランプ氏が大統領執務室にいる間に、安倍氏訪問の際受け取ったもののようだ。

連邦政府職員は、法律により、外国政府から贈られた415ドル以上の価値のある個人的な贈り物を保管することはできない。これらはしばしば国立公文書記録管理局(NARA)に持ち込まれ保管されている。

下院監視委員会の民主党が委託した中間報告によると、この贈り物は、第45代大統領が在任中に開示しなかった外国の指導者からの他の100以上の品々の中に含まれていたとのこと。

3月17日に公表された報告書によると、これらの品物は合計30万ドル近い価値があり、2020年の選挙前に受け取ったエルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領からのトランプの「実物より大きい」肖像画も含まれている。

民主党は、贈り物の贅沢品であることから、それらが特定の国々に対して「元大統領トランプからの好意を得るために意図されたものである」と述べた。

また、委員会の報告書には、サウジアラビアからの未公開の45000ドル相当の贈り物が明らかにされた。トランプ大統領の娘婿であるホワイトハウスの顧問だったジャレッド・クシュナーに授与された2万4000ドルの短剣と鞘を含める。(彼は後に政府から買い戻したとされている。)また、インドから4万7000ドル相当の非公開の贈り物や、中国からの3400ドル相当の非公開の贈り物も明らかになっている。

監督委員会のランキングメンバーである民主党のジェイミー・ラスキン議員(メリーランド州選出)は、「秘密の贈り物は、調査の成果や偶然によってのみ発見されたものであり、司法省に言及するかどうかは明言しなかった」と述べた。

(海外ニュース翻訳情報局 文・翻訳 樺島万里子)

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