【米国:世論調査】有権者の38%が「昨年よりも今の方が米国人であることを誇りに思う」と回答

By Mariko Kabashima 2021/07/06

ザ・ヒルとハリスXが、米国民であることを誇りに思うかという世論調査を行いました。
この世論調査のおもしろいところは、「現在米国人として誇りに思うか」という質問に対し、「昨年と同等に誇りに思う」という回答の選択肢があるところではないでしょうか。

驚くことに、民主党支持者の51%が現在は米国人として誇りをもっているとし、36%が昨年と同等と答えています。

一方、共和党員は現在がアメリカ人であることを誇りに思っている回答したのは20%、昨年と同等だと答えたのは40%。

この結果をみて思うことは、米国民は政権が変わるだけで、こんなにも国民として誇りに思う意識がこんなにも違ってくるのかということです。
大統領選であれだけ盛り上がるはずです。

我が国はどうでしょうか。
日本人は、自国に誇りを持てるかどうかということは、誰がトップに立ってもあまり政権に関係ないのではないかと思います。
だからこそ、米国と違って我が国の投票率はずっと低迷したままなのだろうと思います。

この記事は、ザ・ヒルからご紹介します。


《引用記事 ザ・ヒル 2021/07/3》

Hill-HarrisXの最新の世論調査によると、10人に約4人の有権者が、米国人であることを昨年よりも誇りに思っていると答えています。

6月29日から7月1日の調査で、登録有権者の38%が、2020年のこの時期と比較して、現在、アメリカ人であることを誇りに思っていると回答しました。

それとは対照的に、回答者の24%が昨年と比べてアメリカ人であることをそれほど誇りに思っていないと述べ、38%が昨年と同じくらい誇りに思っていると答えました。

民主党支持者の51%が、現在はアメリカ人であることを誇りに思っていると答えた一方で、13%があまり誇りに思っていないと答え、36%が昨年と同じくらい誇りに思っていると答えました。

共和党の回答者のうち、昨年に比べてアメリカ人であることをより誇りに思うと答えた人は半分以下の20%、一方で、昨年より誇りに思わないと答えた人は39%、ほぼ昨年と同等と答えた人は40%でした。

無党派層の45%が、昨年よりも現在のほうが誇りに思っていると答えた一方で、15%がそれほど誇りに思っていないと答え、40%が1年前と同じくらい誇りに思っていると答えました。

Hill-HarrisXの最新の調査は、941人の登録有権者を対象にオンラインで行われた。誤差は3.19パーセントです。

 —Gabriela Schulte氏

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子 2021/07/07)

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