【米国:ドミニオン社訴訟】アメリカン・シンカー謝罪文:全部虚偽でした

ドミニオン社が、同社の選挙票集計システムが選挙不正にかかわったという言説を広げた人たちを相手に訴訟を起こしています。そのうちの一つあるアメリカン・シンカーという保守系ウェブマガジンが、ドミニオン社の弁護士からの要求を受けて、謝罪文をだしています。

これは、根拠のない言説を続けていると「こういうことになります」という見本としても有効ですので、全文ご紹介します。
いまだドミニオンの陰謀論を言い続けている人にぜひ読んでいただきたいです。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)


《引用記事 American thinker 2021/01/15

ドミニオン社の名誉毀損の弁護士から、依頼人が名誉毀損の被害者であると考える理由を説明する長文の手紙を受け取りました。書簡の内容を全面的に十分に検討した結果、我々は以下の声明を公表するという彼らの要請に同意しました。

American Thinkerと寄稿者のAndrea Widburg、R.D.Wedge、Brian Tomlinson、Peggy Ryanはwww.AmericanThinker.com上で、US Dominion Inc.、Dominion Voting Systems, Inc.、およびDominion Voting Systems Corporation (集合的に 「ドミニオン」)が2020年の大統領選挙をドナルド・トランプから票を奪おうとしていると虚偽の告発を行った記事を公開しました。これらの記事は、ドミニオンがベネズエラと関係があると考えられること、ドミニオンの機械を不正に操作して大量の票の入れ替えや加重投票を行ったこと、その他ドミニオンが不正行為を行ったとする信憑性のある証拠だと虚偽の主張をしている、信用できない情報源に依拠しています。

これらの主張は完全に虚偽であり、事実無根のものです。業界の専門家や政府関係者は、ドミニオンが適切に動作していたことを確認しており、これらの主張を裏付ける証拠は全く何もないことを明らかにしています

当サイトがこれらの虚偽の記述を発信したことは間違いでした。ドミニオン社と御社従業員に多大な損害を与えたことをお詫びいたします。また、9つのジャーナリスティックな原則を放棄し、ドミニオン社の実績と2020年11月の選挙の投票集計における限られた役割を誤って伝えたことを読者の皆様にお詫び申し上げます。この重大な誤りを遺憾に思います。

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