【米国】FOX:ハンター・バイデンの元関係者の記録には、バイデン氏との取引関係を示す証拠はない

トランプ大統領のバイデン氏の攻撃の材料は、バイデン氏の息子のハンター・バイデン氏についてのスキャンダルですが、上院国土安全保障・行政委員会と上院財務委員会が ボブリンスキーのバイデン家とのビジネス関係に 関連する文書を要求した後に入手された文書を、FOXニュースが入手しました。

その文書を確認したうえで、「バイデン氏のとの取引関係を示す証拠はない」とFOXニュースは決定づけました。
さらに、この件は、トランプ大統領が選挙選で急に焦点にした問題であるとも言っています。
トランプ大統領は、バイデン氏の疑惑をこのように追及するのであれば、大統領自身の納税証明書を出さないなどの多くの疑惑についても答えるべきでしょう。

こちらの記事は、FOXニュースからご紹介します。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)


《引用記事 FOXニュース 2020/10/24

ハンター・バイデン氏の元ビジネスパートナーであるトニー・ボブリンスキー氏が今週、ジョー・バイデン元副大統領が息子のビジネス取引についての議論に関与していたと主張したが、民主党の大統領候補はこれを繰り返し否定している。

Fox ニュースはボブリンスキー氏のベンチャーに関連したメールを見直したが、年寄のバイデン氏がシノホーク・ホールディングスと取引をしていたことや、彼らが中国からの資金をうけていたことを示すものではなかった。しかし、この問題は、トランプ大統領が最近、選挙運動中に焦点を当てた問題で、前副大統領が当時、息子のビジネスの取り決めをどれだけ知っていたのかについて、答えの出ない疑惑を生じさせている。

ボブリンスキーはウォール・ストリート・ジャーナルに、主に2017年の春から夏にかけてのベンチャーに関連したテキストメッセージや電子メールを提供したが、ハンターやジェームズ・バイデンがジョー・バイデンの疑惑のある役割について話し合っている様子は見当たらない。

この件に詳しい情報筋は、ハンターとジム・バイデンの合弁事業は、ボブリンスキーがパートナーだったCEFC China Energy Co.から資金を得ておらず、同紙がレビューした企業記録によると、ジョー・バイデンが話し合いに関与していなかったことを示唆していると、同紙は語っている。

Foxニュースはまた、海軍中尉を退役し、シノホーク・ホールディングスの元最高経営責任者(CEO)であるボブリンスキー氏のテキストメッセージも入手した。

メッセージには、2017年5月に行われたとされる会議についての話し合いの様子が記されているが、その会議についてはほとんど知られていない。

そのテキストメッセージには、ハンター・バイデンとボブリンスキーの間で、ジョー・バイデンとの会談についての話し合いがあったことが示されている。

「おはようございます、あなたのおじさんとお父さんと一緒に早めの夕食をするかどうか教えてください。場所も含めて。また、文書の翻訳も簡体字の中国語にしますか、それとも繁体字にしますか?」とボブリンスキーは2017年5月2日にハンター・バイデンにメールを送った。

「まだ夕食のことはわかりません、中国の合法的な文書は、最も一般的なものは何でもいいです。」とハンター・バイデンは答えた。

ハンター・バイデンからの別のテキストは、「お父さん」となっている。「お父さん」は、おそらくジョー・バイデンである。

「お父さんは11時まで、今いません – 私とジム*(訳注*ハンターの叔父さん、ジョーバイデンの弟のジェームズ・バイデンのこと)が、彼が滞在しているビバリー・ヒルトンで10時に落ち合おう。」 とハンターは書いた。

追加されたメッセージは、会議が行われたことを示しているようにみえるが、会議の内容が何であったかは不明である。ハンター・バイデンが所有していたとされる ラップトップやハードドライブとは無関係である。

ボブリンスキーとハンター・バイデンの間のテキストメッセージのつながりは 上院国土安全保障・行政委員会と上院財務委員会が ボブリンスキーのバイデン家とのビジネス関係に 関連する文書を要求した後に入手された。彼はこれらの委員会に文書を提供し、Foxニュースも別途、これらの文書を入手した。

2017年5月2日の会議は、5月13日の電子メール-先週フォックス・ニュースが入手した-のちょうど11日前に行われていたとされるもので、中国のエネルギー会社との取引に関与する人々のための「報酬パッケージ」の議論が含まれていた。そのEメールには、ハンター・バイデン氏が「CEFCとの合意に応じて議長/副議長との合意による」と書かれているようだったが、これは、倒産したCEFC China Energy Co.に言及したものとみられる。

しかし、FOXニュースが入手した別の電子メールによると、ボブリンスキー氏は、株主構成に関して、ハンター・バイデン氏、ジム・バイデン氏*訳注*ハンターの叔父さん、ジョーバイデンの弟のジェームズ・バイデンのこと)、ロブ・ウォーカー氏、ジェームズ・ギラー氏、アンソニー・ボブリンスキー氏以外にはメンバーはおらず、会社交渉の全段階の記録はジョー・バイデン氏の役割を示していないと述べている。

FOXニュースは以前、New York Postが最初に公開した電子メールのスレッドを報告しており、このスレッドは、情報筋とボブリンスキーが主張する「大物」に利益をもたらす株式分割案を示したとされている。

同紙の報道とボブリンスキー氏によると、今回の株式分割案では、「H」が「20%」で、そのうち「10%はHが大物のために持っているのか?」と言及しているが、それ以上の詳細は明らかになっていない。

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