ドイツ: 一部都市で難民流入を禁止

ドイツのメルケル首相の寛容な難民受け入れについては、以前から警告の声があちこちで聞かれていました。当サイトでも以前紹介した、2015年から一時期世界中を駆け回った「ドイツで働く女性医師が世界に警告」という話もありました。現在のドイツの一部の都市で難民受け入れを制限した事は、もはや難民受け入れが限界にきているということでしょう。この記事は、デイリーコーラーから紹介します。デイリーコーラーは、民主党、共和党の両党についての最新のニュースを発信している上院下院の記者席のメンバーです。
Post 2017/10/15 7:13

Daily Caller By JACOB BOJESSON  2017/10/15 7:14

ドイツの都市は、近年「度を越えた数の移民」に圧倒され、もはや難民を定住させることができない。

(ドイツ北西部に位置する)ニーダーザクセン州のザルツギッター市には、10万6,000人とともに、数千人の難民が住んでいる。木曜、同市は州の内務省から難民の定住を禁止する許可を得た。当局は、その決定に「統合上の理由」を挙げている。

ザ・ローカルによると、「これは、難民として移住してきた人たちへの、社会生活および社会的排除を防ぐことを目的とする例外的な措置です。」とその禁止令に書かれている。

ザルツギッター市の市長は、5,800人の難民が地域に住んでおり、大多数はここ1年で来ていると述べた。

「現在、我々は圧倒されています。」と、フランク・クリンゲビール市長は、金曜に公開された(ドイツのオンライン雑誌)フォーカス・オンラインへのインタビューで語った。

クリンゲビール氏によるとこの禁止令は、難民に自分たちが歓迎されていないと感じさせるためにではなく、むしろ現在いる難民である住人を(地域社会に)とけこませる機会を与えるものである。

「すでにザルツギッター市で暮らしている難民を長期的に(地域社会に)とけこませ、社会生活の平和を守るために、至急(難民受け入れの)一時的な停止が必要です。」とクリンゲビール氏は語った。

ニーダーザクセン州の他2都市、ヴィルヘルムスハーフェン市およびデルメンホルスト市も、移民数を抑制するため、類似の命令を求めている。ニーダーザクセン州は、1,000万ユーロ(1,182万ドル)を支出し、地域が移民を統合できるよう支援している。

(翻訳 M・J)

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