【米国】トランプ大統領:イスラエルとアラブ首長国連邦の支持をうけ平和賞にノミネート

大統領選の投票まで後2カ月を切った時点で、この話がでてきました。
こちらの記事は、【やや右寄りの米メディア】のニューヨークポストからご紹介します。
同じ内容の記事をいくつか読みましたが、こちらのニューヨークポストが「日本の安倍晋三首相も米国政府の要請を受けてトランプ氏をノーベル平和賞候補に指名」とありましたので、こちらの記事をご紹介します。
しかし、ノーベル賞の公式ウェブサイトによると、2020年の平和賞候補者は318人だったのですね。

そういば、エルサレムポストによると、トランプ氏のノミネートを提出したノルウェー議会のクリスチャン・タイブリング・ジェッデ氏は、「それほどトランプ支持者ではない」と発言していたそうですが、ノミネートされる功績はあったと評価しているというこでしょうね。

しかし、時期が時期だけに、これも選挙キャンペーンでこういうことをだしてきたという感じが否めなくもありません。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)


《引用記事 ニューヨークポスト 2020/09/09》 【やや右寄り】

報道によると、トランプ大統領はイスラエルとアラブ首長国連邦 (UAE) 間の和平交渉の仲介役を助けたことでノーベル平和賞にノミネートされたという。

ノルウェー議会の議員であり、NATO議会の議長でもあるクリスチャン・タイブリング・ジェッデ氏がこのノミネートを提出したとFOXニュースは報じている

同氏はFOXニュースのインタビューで、「その功績から、彼は他の多くの平和賞候補者よりも国家間の平和を作ろうと努力してきたと思います。」と語った。

ノーベル委員会への書簡では、 「両国の関係構築にトランプ政権が重要な役割を果たした」 と書いている。

「他の中東諸国もアラブ首長国連邦に倣うことが期待されているため、この合意は中東を協力と繁栄の地域に変えるゲーム・チェンジャーとなる可能性があります。」とFOXニュースは報じている。

タイブリング・ジェッデ氏はまた、トランプの「インドとパキスタン間のカシミール国境紛争、南北紛争、北朝鮮の核能力への対処など、他の長期化する紛争に新たな力学を生み出す…紛争当事者間の接触を促進する主要な役割」を挙げた。

そして、大統領が中東から多くの部隊を撤退させたことを称賛した。

「実際、トランプ大統領は、39年間続いた米大統領による戦争の開始や米国の国際的な武力紛争への関与という流れを断ち切った。それを避けた最後の大統領は、平和賞受賞者ジミー・カーターだった。」と同氏は記している。

大統領は先月、アラブ首長国連邦とイスラエルとの関係正常化に向けた歴史的な和平合意を発表した。

アラブ首長国連邦 (UAE) は、エジプト、ヨルダンに次いで3カ国目となる。

ホワイトハウスの上級アドバイザー、ジャレッド・クシュナー氏は長女のイバンカ・トランプ氏と結婚しており、今回の合意の取りまとめに一役買った。

取引が公表されて以来、イスラエルは特に商業スペースとハイテク分野でUAEとのビジネスチャンスを模索する用意があることを示唆した。

トランプの同盟国は以前、北朝鮮との交渉に応じてノーベル賞受賞の可能性を示唆していた。

大統領はまた、前任者のバラク・オバマ氏が受賞したと指摘し、ノーベル賞について不満を漏らしている。

トランプ氏は2019年2月、「彼らはそれをオバマに与えました。彼は何のためにそれを得たのかさえ知りませんでした。彼は15秒ほどその場にいて、ノーベル賞を受賞しました。彼は『ああ、私は何のためにそれを得たのか』と」トランプは語った。「私はおそらくそれを得ることはないだろう」

また、2018年にシンガポールで金正恩 第1書記と会談した後、ノルウェー政府の関係者とともに、トランプ氏のノーベル賞ノミネートを申請した。

報道によると、日本の安倍晋三首相も米国政府の要請を受けてトランプ氏をノーベル平和賞候補に指名したという。

ノーベルの公式ウェブサイトによると、2020年の平和賞候補者は318人だった。2021年の受賞者は来年10月まで発表されない。

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