【米国:大統領選予測】予測を外さない教授はバイデン氏が11月の投票でトランプ氏に勝つと予想

世界的新型コロナの蔓延、米中貿易戦争などなど、米国も混沌としています。
大統領選の予測を1984年からはずしたことがない、歴史学の有名教授が、11月の大統領選の勝利はバイデン氏だと予測しています。
バイデン氏の副大統領候補は黒人女性のライス氏を選出すると予想されますが、バイデン氏が高齢のため、今後のまさかの際は初の黒人女性大統領になることも予想されます。
これについては、米国で若干拒否をしめす層もいるので、この人たちがどう動くか注目です。
いずれにしても、時代が大きくかわる節目の年になることは間違いないです。

こちらは、ボイス・オブ・アメリカの記事をご紹介します。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)


《引用記事  ボイス・オブ・アメリカ 2020/08/05

1984年以来、米国のすべての大統領選挙の結果を正しく予測してきた歴史学の教授が、民主党のジョー・バイデン氏が次期米国大統領になるだろうと述べている。

アメリカン大学のアラン・リクトマン教授は、ニューヨークタイムズ紙の意見欄からのビデオ・ストリーミングに出演し、自身が「13キー」と呼ぶシステムを使って選挙結果を予測していると述べた。

候補者が現職であるかどうか、長期的・短期的な経済状況、スキャンダル、社会不安、候補者の個性と魅力などがカギとなる。

同氏は、「鍵はトランプがホワイトハウスを去ることを予測しています」と述べたが、地滑り的な地滑りではなかった。

リクトマン氏は、民主党の大統領候補指名候補と目されているバイデン氏に、社会不安、コロナウイルスの大発生とそれがどのように経済を不安定にしているか、そしてトランプ大統領の弾劾を含め、7つのキーを握る優位性を与えていいるという。


トランプの6のキー

トランプは6つのキーで有利な立場にある。その中には、大統領の在職期間、有望な共和党予備選の挑戦者がいないこと、外国軍の大失敗がないこと、バイデン氏のカリスマ性の欠如が含まれている。

リクトマン氏は接戦を予想しているが、最新の世論調査ではバイデン氏が地滑り的勝利を収めたとされている。FOXニュースの世論調査によると、選挙はわずかに接戦だったが、バイデン氏が勝利した。

だが、有権者が共和党であろうと民主党であろうと、市民の参加は不可欠だとリッチマン氏は言う。

「我が国の民主主義の将来を決めるのは有権者の皆さん次第です」と、リッチマン氏。
「ですから外出し、直接投票してください。郵送で投票してください。」

1984年に共和党のロナルド・レーガンが民主党のウォルター・モンデールを破って以来、リクトマンはすべての大統領選挙を正確に報道してきました。

同教授は、2000年に民主党のアル・ゴア候補が共和党のジョージ・W・ブッシュ候補を破ると予測したが、これは彼の予測を裏付けている。
ゴア氏は辛うじて一般投票で勝利を収めたが、フロリダ州で行われた決定的でない投票をめぐって長い論争の末、最高裁はブッシュ氏に有利な判決を下した。


(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

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