【速報:国連】米国の台湾国連参加支持のツイートに強い憤り

米国は5月1日金曜日、台湾の国連参加を支持するとツイートし、中国から「強い憤りと断固たる反対」との鋭い反発を受けた。

米国の国連代表部のが次ようにツイートした。


国連は「すべての声」に奉仕し、「多様な意見や視点」を歓迎し、人権を促進するために設立された193カ国の国際機関である。また、「台湾が国連の敷地内に足を踏み入れることを禁止することは、誇り高き台湾人だけでなく、国連の原則をも侮辱するものである」


これはケリー・クラフト米国大使によってリツイートされた。(現在は削除されています)

米政権が突然台湾問題を提起したのは、ドナルド・トランプ大統領がコロナウイルスの大流行をめぐって、数週間にわたって習近平国家主席の危機への取り組みを手際よく称賛した後、中国を批判したことに続いてのことだ。

トランプ氏は今、中国が迅速に行動していないために、世界に正確に何が起こっていたかを知らせるために行動し、米国を停止し、世界保健機関(WHO)への貢献を非難してる。

それを受けて、中国はオウム返しに非難している。

国連代表部の報道官は、 中国に国連の議席、3つの米中共同声明、中国の主権と領土の完全性を与える総会決議の「重大な違反」と評価した。

「中国の内政をひどく妨害し、14億人の中国人の感情を深く傷つけている 」と、名前が挙がっていない報道官は言った。

「世界には中国は一つしかない。中華人民共和国政府は中国全体を代表する唯一の法的政府であり、台湾は中国の不可分の一部である。」

中国の使節団は、国連が多様な意見を歓迎していることを引き合いに出しながら、国連加盟国や市民社会団体が国連での活動に参加することを阻んだり、遅らせたりするためのビザ発給権を繰り返し行使していることについて、米国が「偽善」であると非難した。

中国は米国に対し、一つの中国主義、両国間の3つの共同声明、総会決議を遵守し、「台湾地域を支援し、政治化し、パンデミックに対する国際的な対応を弱体化させることを直ちに停止する」よう強く要求した。

「コロナウイルスが世界中で猛威を振るっている間、すべての国の人々は、パンデミックとの戦いで国際的な連帯を求めている 」と中国の報道官は述べた。

「中国の核心的利益に関する問題で米国が政治的に操作することは、団結と連帯が最も必要とされる時に、加盟国の協力のための雰囲気を毒するだろう。」と非難した。

(H/T STARS STRIPES、 The STRAITS TIMES 他)

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子)

この記事が気に入ったらシェアをお願いします。