【ロシア】感染しないタクシー:防護服姿のタクシー運転手がコロナウイルスによるヒステリーを笑いで緩和(動画あり)

引用記事 ロシア・トウディ 2020/02/09

シベリアの都市オムスクの乗客は、タクシーの運転手が防毒マスクと防護服を着ているのを見てショックを受けた。しかし、ロシアにコロナウイルスが到達したという恐ろしい報道の中で、雰囲気を和らげるいたずらだったことが判明。

笑いは人間の寿命を延ばすことで知られているが、タクシー運転手のアンドレ・ゴンチャーは、世界中で発生している最新のウイルスや、少なくとも病気のニュースが人々に与える心理的な悪影響に対しても笑いが効果があると信じている。

そのため、彼は全身防護服を着て乗客全員に挨拶し、最近中国に行ったことがあるかどうかを厳しく質問している。

アンドレイはRTのRuptly video agencyに、最初はみんながどう反応するかわからなかったが、「誰もが面白いと思っている、前向きだ。お客さんは笑うし、誰もが気に入っているよ。」と語った。

私はお客さんに元気を与えています。お客さんは車を降りると、朝の気分が良く一日を過ごせると感謝してくれています。

運転手は、すでに800人以上の命を奪っているコロナウイルスが深刻な問題であることは理解しているが、特に今回の感染の発生地である武漢から4,000キロ以上離れたオムスクでは、人生に待ったをかける理由はないと考えている。

ロシアでこれまでに記録されたコロナウイルスの症例は2例のみで、どちらの患者も最近ロシアに入国した中国人である。中等症とされる感染者や濃厚接触者は、専門病院で隔離されている。

しかし、コロナウイルスに関するメディアの報道は多くのロシア人を熱狂させ、マスクは希少品となり、抗ウイルス薬の価格が急騰したため、政府は介入を決定した。

タクシー運転手のアンドレイは、
「最近、コロナウイルスのテーマの周りにあまりにも多くの否定的な考えがあり、誰もがウイルスを恐れているので、このテーマから国民をそらし、それについての膨大な量の情報から人々をそらすために・・・・私の仮面舞踏会が必要です。」と語った。

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