アメリカ 編集長

あなたが知るべきNFL抗議VS トランプの11の事実

日本でなかなかわかりにくいトランプ大統領とNFLの対立の事実について調べてみました。
海外ニュース翻訳情報局として編集し紹介いたします。

post 2017/10/01 13:50 ♣update 20:00 ♣update 23:38 ♣update 2017/10/02

１．すべてはここから始まった！

現地22日（金）、アメリカのドナルド・トランプ大統領は支援者集会で演説を行い、各チームのオーナーはNFL試合前の国歌斉唱で起立しない選手たちを“クビ”にすべきであり、ファンは試合をボイコットすべきだと発言した。これに対し、NFLおよびNFL選手会は選手とその権利を支持する姿勢を明らかにした。（NFL公式サイト）

「国旗に対する尊重を欠く者がいた場合、NFLオーナーたちが“今すぐフィールドからつまみ出せ。クビだ。お前はクビだ！”と叫ぶ姿を見たくはないか？　そのうちどこかのオーナーがそうするだろう。その時はきっとこう言うに違いない。“あいつは国旗を侮辱した。クビだ”とね。彼らは知らないのだ。私にはオーナーの友人がたくさんいる。1週間は人気者になるだろう。この国で最も人気のある人物になるはずだ」

これに対して、NFLコミッショナーの発言は次の通りだった。
「一部の選手たちが行なった平和的なデモンストレーションはさまざまな反応を巻き起こした。それらの意見は言論の自由によって保護されており、その自由はこれまでの歴史において多数の男女らが犠牲を払ってきた上で成り立っている。こうした言論や表現はロッカールームやボードルームで思慮深い話し合いの場をもたらした」
「しかしながら、“黙ってプレーだけをしていろ”と言われてしまうと、自分たちの偉大な国に暮らす全国民の権利が侵害されることになる」
「選手たちはスポーツバブルの守られた生活に満足するのではなく、問題に対して何らかの行動を起こす道を選んできた。そしてそれは今も変わらない。彼らの意思決定はアメリカ国民として“どうあるべき”だと制限されたり、“これをすべき”だと定められたりすることを拒む数多くの人々の考え方と何ら変わりない」（NFL公式サイト）

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２．この抗議を始めたのは、今回が初めてではなかった。

まだ、オバマ政権時の、2016年9月1日、ナショナル・フットボール・リーグ（NFL）の「サンフランシスコ49ers」のクォーターバック（QB）コリン・キャパニック(28)が、サンディエゴでのプレシーズンゲームでアメリカ国歌の斉唱中に両腕を組んでひざまずき、人種の不平等と、警察の暴力に対して抗議を続けた。

「黒人と有色人種の人々を虐げている国の旗に誇りを示すために立ち上がるつもりはない。「私にとってこのことは、アメフトよりも大きく、他の方法を見ること（国の旗に誇りを示す）のは、私の方からみると利己的なものだ。ストリートには、遺体が転がっていて、ギャラを貰って殺人で逃げる人達がいる。」
と、キャバックは述べた。

そう、キャパニックの抗議の基は、「ブラック・ライヴズ・マター」が発端だった。

ブラック・ライヴズ・マターは ３ ４年前、当時17歳の黒人少年トレイヴォン・マーティンが自称自警団の男性に射殺された事件を発端に生まれた運動であり、以後、黒人が警官に殺害されるたびに全米各地で大規模なデモを行っている。

後に、この抗議は、Carmelo Anthony、Dwyane Wade、LeBron James、Chris Paulの4人のNBAスターが、7月のESPY賞でのステージスピーチでこの問題に注意を喚起した。

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３．アメリカへの反発なので、アメリカの国旗には反発し、英国の国旗には立って敬意を表している。

動画は、こちら （4：25くらいから）

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4．このNFLの選手たちに対しての反応

・有名なアメリカの狙撃兵クリス・カイルの未亡人タヤ・カイル氏は、NFLの抗議者に手紙を発表した。
「分裂と怒りに集中したいというあなた方の願望は、多くの人々が最も好きなスポーツをダメにしました。
フットボールは本当に理想的な世界の象徴でした、―さまざまな背景、才能、歴史を実際に大きな目標としていました。」 (Sean Hannity)

トランプの「首にしろ」は言い過ぎだとしても、国歌に対する姿勢は、エチュケットだという意見が大半見られた。

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５. コリン・キャパニックの抗議は単なる抗議ではないという意見もあった。

コメントより。

・この写真は千の言葉に値する. 彼はこの国を嫌い, 不信心者を殺すことを望んでいる! 彼は米国をイスラムにもたらす敵の武器だ!!

・フェイクだ

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６．ピッツバーグ・スティーラーズは、立つことにした。

スティーラーズのセンター、モーキス・パウズィは、

「私はあなたに一つのことを約束します、今週私たちは皆国歌のためにそこに立ちます。私を信頼してください」と水曜日に言った。パウズィは、全チームが賛歌の場に出ることを期待していると述べた。

しかし、スティーラーズのオーナーが、ファンに絶望的な手紙を送り、ロッカールームに留まる理由を説明しようとした。Alejandro Villanuevaだけが立った。

「スティーラーズ選手の意図は、フィールドを取らないことで政治的声明を立てるというビジネスから脱却することだった」「残念なことに、それは賛歌のボイコットと解釈された。それは決してプレイヤーの意図ではなかった」

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７．リベラルな民主党の議員が、国家に抗議したNFLの選手と連帯を示し、議会でひざまづいた。

マーク・ポカン、シーラ・ジャクソン・リーなどがs下院議会でひざまずいた。

「憲法修正第1条には、国歌や国旗の前でひざまづくことは許されないという根拠はない。「それは人種差別です。あなた方が、否定すしたり、避けられません。」

ポカン議員は大統領のコメントを「人種差別主義者」と爆発させ、国歌に抗議するNFL選手たちと「連帯して」立っていると議会で「膝を取った」。

「それは愛国心の兆候でです。肌の色に関係なく、誰にでもできる約束された国です。それで私は今、NFLや他の場所で、アメリカのためにひざまづいています。」とポカンは語った。(Sean Hannity)

一方、ヒラリーは、「トランプは黒人選手を攻撃します。そして彼は、平和的に、平等に、そして、彼らが信じるもののために立ち上がる彼らを攻撃します。」「黒人選手を攻撃しようとしていることは明らかだ。彼は、白人優越主義者、ネオ・ナチス、クル・クラックス・クランの侮辱的な態度について何も言わない。」とヒラリー節で妄想を語った。
（Indepent Sential)

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８．引退したばかりのバーゲス・オーウェンスは、黒人を利用した民主党の政治戦略で、反米のNFLの選手たちは、政治的に間違った方向にいっていると述べた。

バーゲス・オーウェンスは、左翼と民主党の政策と態度が、黒人の社会的機能不全の中核をなすものであると特定した。彼は、白人が犠牲にして被った「社会主義者、自由主義者、マルクス主義者」の黒人の枠組みを拒否した。

黒人の「悲惨さ」を増やすことは、民主党と左翼が使う「政治戦略」だオーウェンス氏は語る。

「黒人の十代の男性の83％が働いていない、黒人の77％が家族を捨てる。つまり、私は失敗の嵐を経験しています。それは、民主的な社会主義の議題のために、悲惨さが政治戦略として使われることを確実にするためです。」
「私たちは自由主義のせいで、民主党の政策のおかげで、黒人の70％が居留しないため、この点に着目しました。」

オーウェンスは、ドナルド・トランプ大統領が、民主党と左翼の人種的な扇動を国家の政治的話題の最前線に押し進めるのを助けてくれたことを認め賞賛した。

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９．ウィスコン州のグリーンベイ・バッカーズとシカゴ・ベアーズとの試合で、NFL選手が国家の時に腕をつなぎ（抗議の姿勢をする）ようファンに頼んだが、ほとんどのファンが拒否した。

観客席のいたるところで、小さなアメリカの旗が見られた。スタジアムの外でも、国歌の時は、帽子を脱いだり歩くのを止めたりし、ほとんどの人が敬意を表した。

ファンの反応は、「抗議は、あなた自身の時間でやって。私の金でするな。」というのがありました。

https://twitter.com/TrumpTrain45Pac/status/913582991439388672
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１０．NFLの大手スポンサーが下りた。

テネシー州の大手NFLスポンサーは、今後のゲームから広告を卸すことに決めた。先週の選手の抗議の結果、他のスポンサーが乗り出すかどうか、リーグの関係者、所有者、選手の間で深刻な懸念が浮上した。

テネシー州在住のAllan Jones氏、Checking Cashの創始者がPay It USAを購入し、US Money Shops今後のNFL試合でのシーズン中の広告を中止すると発表した。（Sean Hannity)

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１１．そして、トランプが勝った！

１．トランプがNFLをコケにする。
２．ひざまずく選手が増える。
３．視聴率が落ち込む。
４．トランプが視聴率をあざ笑う。
５．ひざまずく選手がさらに増える。
６．視聴率が崩壊する。
７．トランプの勝ち！

 

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