オットー・ワームビアの両親が、北朝鮮による息子の拷問について語る、「彼らはテロリストだ」

北朝鮮で、ポスターを盗んだとして投獄され、トランプ政権によってアメリカに帰されたオットー・ワームビアの両親のインタビューを紹介します。このインタビューは、オットーの死亡後、両親の初めてインタビューでした。フォックスのフォックス&フレンズという番組での証言です。この現実を直視するべきではないかと思います。一刻も早く、日本人の拉致被害者の救出を願うばかりです。

post 2017/09/27  8:18

オットー・ワームビアの両親が、6月に北朝鮮から帰国した息子を初めて見た時、彼らは人間とは思えない唸り声に、オットーの母親は恐ろしさのあまり逃げ出してしまった。

彼らがオハイオ州に戻ってくる飛行機を待っている間、オットーの両親、フレッドとシンディは、米国での医療で、最終的に良くなることを願っていた。しかし、その楽観主義は長続きしなかった。

彼らは金正恩の残忍な政権の手による拷問の実態を見た。彼らの息子は、今や盲目でろうあ者にされ、歯が叩き潰され、激しく痙攣し、鼻から栄養チューブが入れられ、ストレッチャーの上でうめいていた。

それが、彼が6月19日にシンシナティ大学医療センターで死ぬ前の最後の日の状態だった。

これまでウォームビアの扱いについて厳しい言葉で話していたトランプ大統領は、フレッドとシンディとのインタビューについて次のようにつぶやいた。
「オットー・ワームビアの両親と@friendandfriendsのインタビューにて:1994 – 2017年。オットーは北朝鮮から信じ難いほどの拷問を受けました。」

「私とと私の夫は、オットーが北朝鮮のホテルからの宣伝ポスターを盗んだ容疑で1年以上投獄され、脳に損傷を受けたと知らされました。」と、シンディは『フォックス&フレンズ』で語った。

「私たちは楽観主義者で、オットーは眠っていて、たぶん医学的に誘発された昏睡状態だろうと思っていました。そして、ここの医者たちが彼を治療し、最善のケアを受け、彼がその状態から抜け出して欲しいと思っていました。」ということだ。彼女は22歳の息子が死亡して以来、夫婦の初めてインタビューで語った。

オットーの怪我の現実は、ワームビア家が想像していたよりもはるかにひどかった。

「私たちは飛行機に乗って行き、エンジンがブンブンと音がなっていて、ちょうど着陸したばかりでした。・・・私たちが、ステップを降りる途中、何気なく唸り声のような、非人間的な音が聞こえました。」
「私たちはそれが何であるか、本当にわかりませんでした。」
と、フレッドは語った。

彼らが、彼らの息子を見つけ、ストレッチャーの上で激しく痙攣しているオットーを発見した。彼らは、悲鳴を上げた。

「オットーの頭は、剃られていました。彼は鼻から栄養チューブを入れられていて、激しく痙攣していました。」
「彼は盲目でした。彼はろうあ者でした。私たちは彼を見て、彼を慰めようとした時、(彼の歯を)誰かがペンチで、彼の下の歯を並べ替えたように見えました。北朝鮮は被害者ではありません。テロリストです」
「彼らは、故意に意図的にオットーを傷つけました。」
と、彼は付け加えた。

北朝鮮は、オットーを残虐に扱ったり拷問したりすることを否定した。国内法や国際基準に従って扱われたと述べた。

ワームビアの両親は、北朝鮮の行動は「許しがたい」と述べ、テロ支援国として挙げられるべきだと語った。

「北朝鮮は、彼らは被害者であり、世界が彼らを攻撃していると主張しています。しかし、私たちがここで言えるのは、北朝鮮は被害者でありません、」
「彼らはテロリストです。彼らはオットーを誘拐し、彼を拷問しました。彼らは意図的に彼を傷つけました。」
と、フレッドは述べた。

彼は次のように付け加えた。
「シンディと私は、北朝鮮が、テロ支援国のリストに載っていないことを発見し、ものすごく驚きました。私たちは、世界に対して、北朝鮮はテロ支援国であるとリストに挙げる義務があります。」

 

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