歴史上最低の視聴率だったエミー賞 受賞式、トランプからのツイートをもらえなかった!

BY 海外ニュース翻訳情報局

post 2017/09/25   13:05

今回は、デイリーワイヤーThe Daily Wireというサイトからの記事の紹介です

エミー賞と言えば、日本でも非常に知名度が高いアメリカのテレビドラマを始めとするテレビに関する様々な業績に与えられる賞です。日本に入ってくる情報だけだと、まさしくザ・アメリカを象徴するようなこれがアメリカだという印象がありますが、本国の実態はそうでもなさそうだという記事。
非常に興味深いです。
では、一部本文翻訳と抄訳をご覧ください。

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(翻訳)

第69回エミー賞の視聴率は、日曜日の夜に、米国人がハリウッドの自らを美化するような記録的な数字とずれている一つの傾向をたどった。

ニールセン・メディア・リサーチによると、エミー賞の授賞式の視聴率は、約1120万人の視聴者数で、昨年の視聴率より2%以上減少し、深夜8.2%の視聴率だった。この授賞式では、18歳から35歳の若者の対象人口統計では、2.8%の最低記録だった。

(中略)

エミー賞は独自のタイムスロットでさえ勝つことが出来なかった。サンデー・ナイト・フットボールにチャンネルを合わせた視聴者が増えた。(ただし、昨年、同様に日曜日に転落した)。

エミー賞は、ハリウッドのエリート主義たちが自分たちを祝福するための機会の1つに過ぎない。

ほとんどのアメリカ人は、自分自身の多様性の欠如を自分自身で責めたり、アメリカ人に適切な政治的意見を持つことを講義したりという4時間、セレブな人々の前に座ることに興味を持っていない。あるいは、それに関しては、カリフォルニア州ハリウッドのセレブなアメリカ人に「本当のアメリカ」が本当にどのようになっているかについてアメリカ人を講義するとか。

­­­­­­­­­­­こういった状態だったのですね。
さらにこのとから次のような分析がされています。

(抄訳)
しかし、昨夜のエミー賞の放送に興味深いものがあった。彼らは故意に – おそらく、必死に、ホストとゲストが大統領を嘲笑した。- 大統領をつぶやいてドナルド・トランプを宣伝していたようだ。それは理にかなっている。大統領がツイッターのアカウントを閉じると数十億ドルの価値が失われる。ハリウッドは生き残るためにはトランプが必要である。

彼らは、彼らが嫌いなトランプをほとんど懇願していた。トランプの引き立て役を自分自身に位置付けるわけではなく、有名人はわずかに面白いだけだ。しかし、彼らの「抵抗」はうまくいかなかった。トランプは見苦しい表示を無視した。彼らは、トランプのつぶやきを取得しなかった。

ハリウッドでのトランプ叩きは、単にトランプが嫌いで非難しているいうことだけではなかったのですね。トランプを叩けば視聴率があがるこの辺の視点もみながらアメリカの情勢を見て行ったほうがよさそうです。

今回の 英語 ワンポイント :
as a foil to ・・・ 引き立て役として。「act as a foil to になると、引き立て役を演じる」となります。

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