愚かなポリコレ社会は、コメディの死である」とベテランのコメディアン、メル・ブルックスが警告

社会における「ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)」という感情は、「コメディーの死」につながるだろうと、ベテランのハリウッドのコメディアン、メル・ブルックスは警告している。

数々の高く評価されたコメディ映画で知られているブルックス氏は、ポリコレはコメディアンの邪魔になっていると語った。

「(ポリコレは)コメディには良くない。コメディは、危ない橋を渡らなければならないし、リスクを冒さなければならない。」

「コメディーは、王様の耳に、人間の行動についていつも真実をささやく、いやらしい小さな妖精です。」

そのプロデューサー兼監督は、彼の象徴的な西洋のパロディー「ブレージング・サドル」は今日の政治情勢ではできないと語った。

クリーヴォン・リトルとジーン・ワイルダー主演の1974年の西部劇のコメディは、人種差別的な町の黒人保安官を出演させた。

ブルックスは、それが文化的意義の背後にあるメカニズムであったのは、映画内に描かれた人種的偏見であると語った。

「それがなければ、その映画は、それに含まれていた重要性、影響力、ダイナミズム、博徒的要素をほとんど持たなかっただろうね。」

その監督は、ほとんどすべての事にコメディを見つけることが出来たが、彼は、ネタを探さない地域があると認めたと述べた。

「私は個人的にガス室やナチスの手で子供やユダヤ人の死には絶対に触れれません。」とBBCのラジオ4の今日の番組に語った。

「それ以外はOKです。」

彼の多くの名声の中で、ブルックスは、「プロデューサーズ」で映画監督デビューし、彼の最高のオリジナル脚本でオスカーを獲得した。エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞を手にしたわずか12人のうちの一人である。

彼は今、彼の別の受賞映画、「ヤング・フランケンシュタイン」を、コメディアンのロス・ノーブルと同類の女優レズリー・ジョセフ主演のウエスト・エンドの舞台に変えることに注意を向けた。
その監督は、彼が将来、「ブレージング・サドル」を再現できることを望んでいると語った。

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