【米国:ホワイトハウス】「アライアンス・ディフェンディング・フリーダム」 へのペンス副大統領の発言(全文翻訳)

マイク・ペンス副大統領は、今週末の銃乱射事件について、トランプ大統領と同様の考えを 初めて公の場で表明しました。
保守系団体「アライアンス・ディフェンディング・フリーダム 」の バージニア州アーリントンでの集会で、「ヘイトは、米国には居場所がない」「悪に立ち向かう」 と発言。

引用 ホワイトハウス 2019/08/06

「アライアンス・ディフェンディング・フリーダム」 へのペンス副大統領の発言

ザ・リッツ・カールトン、ペンタゴンシティ
アーリントン、バージニア

11:39 AM EDT

副大統領 :
ありがとう。どうもありがとうございます。心からの歓迎に感謝します。本日、ここでアライアンス・ディフェンディング・フリーダム(ADF)の皆さんにお招きいただき光栄です。皆さんは、我々の最初の自由の擁護者であり、今日皆さんと一緒にいることは私の大きな名誉です。(拍手)

しかし、始める前に、エルパソとデイトンでこの週末に起きた恐ろしい銃乱射事件について、一言言わせてください。

アメリカ全国民と同じように、カレンと私はこの野蛮な行為に激怒し、気分が悪くなりました。本日皆さんの前に立っている間に、31人が死亡し、53人が負傷しました。筆舌に尽くしがたいほどの暴力で、多くの罪のない命が絶たれているのを見ると胸が張り裂けそうです。

この週末に起こったことは純然たる悪であり、我々は命を落とした方々のご家族に心から哀悼の意を表します。我々は、負傷者とその家族のために、困っている時に祈りを捧げるすべてのアメリカ国民と共に祈ります。聖書には「主は心の打ち砕かれた者の近くにおられる(詩編34:18)」とあります。これがデイトンとエルパソの人々へのお祈りです。

我々はまた、両州の法執行機関の方々を称賛します。その素早い行動と勇気ある奉仕が、間違いなく命を救いました。アメリカ国民から称賛と感謝されています。


トランプ大統領が昨日、国民に向けた演説で述べました。「ヘイトはアメリカには居場所がない」、不吉なイデオロギーである「人種差別、偏見、白人至上主義・・・。敗北しなければならない」と。 (拍手)。

過去の暴力事件をきっかけとし、我が政権は、身元調査を強化し、学校の安全を改善するために、議会と超党派的に活動しました。そして、今週末の乱射事件を受けて、大統領は、これらの悪質な行為の原因を捜査し起訴する際、法執行機関を支援するために、連邦政府の援助を全面的に行いました。司法は迅速かつ確実です。(拍手)

大統領はまた、ヘイト犯罪を阻止し、国内テロが起こる前に防ぐために、あらゆる法的手段を用いるようFBIに指示しました。我々は司法省に対し、地方、州、連邦政府機関、ソーシャルメディア企業と協力して、攻撃前に危害を加えようとしている人々を特定する新しいツールを開発するよう指示しました。

そして大統領は、我々全員が協力して、わが国の社会における暴力を美化すること終了させ、メンタルヘルスに関する法律を改正するよう求めました。我々は、リスクがあると判断されたすべての人々を特定し、治療し、必要な場合には、強制的に彼ら自身あるいは公共の安全に対して危険と考えられるすべてのものを制限するよう働きかけます。(拍手)

今、我が政権は議会の議員たちと協力して、公共の安全を危険にさらす全ての人々が銃器を使用できないようにします。(拍手)

そしてついに、裁判の遅延は裁判が否定されているため、我々は、大量殺人を犯した者が、数十年ではなく数年で速やかに(拍手)死刑が執行されることを保証する法律を制定しています。

明日、大統領と大統領夫人はデイトンとエルパソを訪問し、この恐ろしい攻撃の影響を受けたすべての人々に対するアメリカ国民の同情とサポートを表明します。

大統領が「今は否定的な党派心を脇に置く時です・・・。団結と献身と愛で憎しみに応える勇気を見出だす時です」と言ったように、今は善で悪を克服する時です。(拍手)


ご存知のように、裁判の際には、アメリカ国民は信仰と祈りに頼るということが、この国の長い歴史を通じて常に真実だったのです。

聖書は、イエスの名によって呼ばれているイエスの民が謙虚になり祈ると、天から声を聞き、わが国を癒してくださることを教えてくれます。

そして、この暗い局面に、エルパソとデイトンの人々のために、我々は祈ることができます。−治癒のために祈ること、失われたり傷ついたりした人々の家族のために祈ること、そしてこれらの地域社会と私たちの国全体のために祈ること。

現代社会における共同体の最大の源は信仰であることを認識することにも成功しています。我が国は、強力な任意団体の上に成り立っており、かつてないほど彼らに依存しています。米国の創設以来、教会、シナゴーグ、礼拝所、宗教教育といった自主的な団体が米国社会の中心となってきており、それらは米国の強さの源泉となってきました。(拍手)

しかしADFのメンバーの皆さんがご存知のように、我々は、人々が公共の広場から宗教を追い出すのを目の当たりにする時代に生きており、メディアや大衆文化の多くの人々が宗教的信仰をあざ笑うことが流行になっています。

宗教の自由は、米国の建国の中心であり、自由社会における秩序の泉であることから、米国の最初の自由として権利章典に掲げられています。

最初の副大統領ジョン・アダムスは言いました。「我々の憲法は道徳的で宗教的な人々のためだけに作られた。それは他のいかなる政府にも全く不十分である」。

だからこそ、現政権の当初から、トランプ大統領は宗教の自由を支持し、信仰心のある人々とともに協力してきたのです。(拍手)

よくご存知のように、我々は礼拝所での言論の自由を守るために行動を起こし、米国の良心法であるの連邦法執行を回復させました。我々は、医師、看護師、医療提供者の良心の権利を守るために行動を起こしました。我々はまた、公共広場での宗教的表現の権利を守るために法廷にでました。「アライアンス・ディフェンディング・フリーダム」 はあらゆる局面にいました。(拍手)

皆さんのおかげです。皆さん方のリーダーシップに感謝します。我々の最初の自由と我々の価値観の擁護者になってくださったことを深く感謝いたします。友人のマイク・フェリスとのディスカッションを楽しみにしています。

しかし、最後に、エルパソとデイトンで、我々の心の中にある言葉では筆舌に尽くしがたいほどの暴力をきっかけとして、アメリカ国民は、我々がこの悪に立ち向かっていくことを確信できます。我々は、全ての米国人の憲法上の権利を守りながら、我々の家族及び国家をより安全にする政策を前進させるため協力します。

我が国を守るために、我々は我々の自由も守ります。我々は、常にアメリカ人気質の源であった信仰及び宗教の礎を強化します。

アライアンス・ディフェンディング・フリーダム」 の皆さんありがとうございました。お疲れ様でした。今日はご一緒できて光栄です。我々の最初の自由のために頑張ってください。そして、我々は皆さんに協力することをわかってください。なぜなら、この国の生活の中での困難な時期に、我々には、これまで以上に、わが国の最初の自由と、信仰の活気ある共同体が必要だからです。

エルパソとデイトンの人々のために祈りましょう。そして、祈りながら、我々のコミュニティをより安全にするために行動する決意をしましょう。そして、この世代と次の世代のために、家族、信仰、自由の伝統を回復され、失わないようにすることを確かにするために、我々がその役割を果たすことを決意しましょう。

エルパソとデイトンの皆様に神の祝福がありますように。日々、アメリカ国民の信仰と自由を守る皆さんに神の祝福がありますように。アメリカに神の祝福がありますように。(拍手)

(翻訳 海外ニュース翻訳情報局)

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