【米国:大統領選】ソロス:2020年スーパーPACをローンチ

引用記事 ポィティコ 2019/07/31

民主党のメガドナー、ジョージ・ソロス氏は、2020年の選挙費用の拠点として機能する『民主党PAC』というスーパーPACを作った。

水曜日に連邦選挙委員会に提出された書類によると、ソロス氏はこれまでのところPAC510万ドルを投じている。彼の510万ドルの献金は、2020年の選挙期間中にメガドナーがカットした金額としては、これまでで最大のものだった。

ソロス氏が新たなPACを開設しようとしていることは、この億万長者の金融家が2020年の選挙で多額の資金を費やす用意があることを示唆している。ソロス氏がPACに投じた510万ドルは、2016年の選挙の時点で政治活動に寄付した210万ドルの倍以上にあたる。2016年の大統領選では、最終的に民主党の政治家に2000万ドル以上を寄付することになり、民主党への個人献金としては最大規模になる。

関係者によると、ソロス氏一族の他のメンバーも民主党PACに献金する可能性がある。ジョージ・ソロスの息子であるアレクサンダー・ソロスは、近年、民主党の巨頭としての役割を増大させている。

年配のソロス氏は、ここ数年の党の他の2人の巨大政党のように、独立した政治グループを立ち上げるためにスーパーPACを使うつもりはない。代わりに、ソロス氏は他の組織に寄付をする際のパイプ役としてこれを使う予定だ。

関係者は「彼は、トム・スレイヤーや(マイケル)ブルームバーグとは異なり、上院多数党 PACやプライオリティUSA、エミリーズリストやプランド・ペアレントフッドなどに資金を提供しており、今後も同様の活動を続ける予定だ」と話している。

このスーパーPACは、ソロスが2020年の選挙に初めて参加したことを示している。民主党の大金持ちや献金者の一部が予備選にますます関与するようになる中、ソロス氏は中立を守っている。ワシントンポスト紙との政治に関する2018年の貴重なインタビューの中で、予備選に関与する計画はないと語った。「民主党を分裂させるからです」とソロス氏。

しかしソロス氏は、民主党の大統領候補者を支持するスーパーPAC、プライオリティーズUSAアクションなどの団体に長年寄付してきた。彼はまた、地方検事の選挙を含む、投票を辞退するために何百万ドルも与えた。

(海外ニュース翻訳情報局)

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