【米国：必読スピーチ】パーミアン盆地油田・ダイヤモンドバック石油リグ視察についてのペンス副大統領の発言(全文翻訳）

ホワイトハウスにリリースされていた、ペンス副大統領のスピーチを全文翻訳紹介します。
米国のマイク・ペンス副大統領は、ミッドランド郡のラショー掘削リグを視察し、この機会を利用して米国とメキシコ・カナダの合意について協議しました。ペンス副大統領は、リグ（掘削装置）を操作する米ダイアモンドバック・エナジー社の従業員たちと会い、現場を見学する前に説明うけたそうです。そして、ダイアモンドバックの従業員や報道関係者を前にスピーチを行いました。
その時のスピーチを全文翻訳しましたので、ぜひご覧ください。
米国のエネルギー優位性について語っています。

Post by Mariko Kabashima 　2019/04/20 14：20

パーミアン盆地油田・ダイヤモンドバック石油リグ視察についてのペンス副大統領の発言

Issued on: April 17, 2019

Latesha Drilling Rig 45
ミッドランド、テキサス州

副大統領：
どうもありがとうございました。アメリカのエネルギー・ルネッサンスの中心地、パーミアン盆地にある西テキサスは素晴らしいところです。(拍手)

ダイヤモンドバックの素晴らしいチームと一緒にここにいることを嬉しく思います。私はまた、今日、我々とテキサスに同行したデイビット・バーンハート内務長官とご一緒でき嬉しく思います。クリスティ・クラディック会長。
トラヴィス、マイク、キャリー、ババ（訳注：米南部地域の親しみを込めた兄弟という意味）、そしてここでラショー掘削リグ45を操作している全チーム皆さん。米国のエネルギー優位性を先導してくださいましてありがとうございます。(拍手)

私は、ちょうど数分前、電話を切りました。友人とこのリグに向かう途中です。石油を採掘している大勢の人と一緒に西テキサスにいて、リグ45に向かう途中だと伝えると、その友人は少しジェラシーを感じているようでした。まあそんなわけで、アメリカのエネルギーとテキサス州を愛する人からのご挨拶をさせてください。第45代アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプ氏のご挨拶を申し上げます。彼からよろしくとのことです。(拍手)

アメリカのエネルギー革命を推進している皆さんとここに来られて本当にうれしいです。皆さんご存知の通り、政権発足当初から米国の土地での生産を称賛してきた大統領であり政権です。

我々はキーストーン（XL）とダコタ(アクセス)の石油パイプライン(建設計画促進)を承認しました。水圧破砕法、メタン法、河川緩衝法、クリーン・パワー・プランを縮小させました。雇用を壊滅的にしたパリ気候変動協定からアメリカを救ったのです。我々はアメリカのエネルギーを第一に考えており、それがアメリカ経済を成長させています。(拍手)

しかし、大統領と現政権、そして米国議会の仲間が米国のエネルギー自給の利益を成長させこの仕事をしてきたのは皆さんです。今日は、ただお祝いと感謝の気持ちでこのリグに立ち寄りました。

我々がパーミアン盆地の素晴らしい可能性を継続して切り開き、ここ西テキサスで何ができるかを考えることは素晴らしいことだと思います。86,000平方マイルには、国内の上位100箇所の油田のうち20箇所があります。そして2023年までには日量540万バレルを生産する予定です。これは、海外の2ヶ国を除く、世界のどの地域よりも多いです。サウジアラビアを除くOPEC加盟国の中で最も多いです。これがエネルギー優位性です。それが米国のリーダーシップです。(拍手)

パーミアン盆地でこのようなことが起きているただ一つの理由は、皆さんのおかげであり掘削技術の驚くべき進歩のおかげだと思います。

このアメリカ中西部の人たちが、掘り下げることしかできなかった頃に、35年間で一つのリグで約12万バレルの石油を生産していたことを考えるとちょっとした驚きです。しかし今は、この新しい技術によって水平方向に掘削でき、リグはたった一年間で最大20万バレルを生産することが可能になります。

ダイアモンドバックエナジー社は米国のエネルギー生産をリードしており、パーミアン盆地は飛躍的に成長しています。(拍手)　皆さんは、日々、懸命な努力と創意工夫、そして米国の資源開発への献身がこの国の生活にどのような意味を持つかを証明しています。

そして皆さんにお約束したいのは、これまでに達成してきたすべてのこと、つまりここパーミアン盆地のとてつもない可能性を開放することです。まさにトランプ大統領が「良いスタート」であったということです。そして、米国全土でエネルギー開発を支援し続けるだけでなく、米国のエネルギーを世界中に輸出する道を開く貿易協定のために、ますます力を入れて戦い続けます。(拍手)

我々は、米国のエネルギーの海外市場へのアクセス拡大に取り組んでいます。我々はアメリカの雇用、アメリカのエネルギー、アメリカの労働者を第一に考えています。

ご承知のように、大統領はNAFTA(北米自由貿易協定) を再交渉し、アメリカ・メキシコ・カナダ協定は現在アメリカ議会で審議中です。さて、アメリカのエネルギー業界で働いている皆さんにはっきりさせておきたいのは、USMCA（米国・メキシコ・カナダ協定）は米国のエネルギーにとって大きな勝利であり、議会は今年これを承認すべきです。(拍手)

つまり、アメリカ、つまりUSMCAは、ご存じのように、米国のエネルギーをメキシコに運ぶのに必要なインフラをアメリカの企業が建設し続けることを許可するでしょう。

これにより、米国のエネルギー企業を保護する投資家対国家の紛争解決制度が保たれます。また、メキシコのエネルギー資源を米国企業が開発できるようにします。それは単にアメリカのエネルギーを幅広い方法で強化するでしょう。そして、我々は立法化されるためにこの合意が必要です。そして、我々はテキサス州のすべての議員に、USMCAを支持して承認し、トランプ大統領のデスクに送るよう求めています。(拍手)

ですから重ねてお礼申し上げます。国務長官、米国のエネルギー自給と天然資源の責任ある開発へのコミットメントに感謝いたします。

皆さん、温かく迎えてくださってありがとうございます。時間が許す限り多くの皆さんにご挨拶できることを楽しみにしています。まさに大統領と私は、皆さんが毎日行っている仕事をどれだけ支持しているか、また、我々とアメリカ国民が、パーミアン盆地で成し遂げられた驚くべき進歩にどれだけ感銘を受けているかをお伝えしたいと思います。

ここに来る途中、エア・フォース２で、私は国内各地の石油探索に関するチャートを見ていました。垂直方向には下降しているかもしれませんがこれらのチャートは皆さんがここで行っていることを示していますパーミアン盆地でのアメリカの石油生産は皆さんが行っていることのおかげで上昇しています。そして、米国民はインスパイアされています。(拍手)

そして、そのことについて間違えないでください。我々は、この国の基盤を強化するために働き、我々の天然資源はアメリカの偉大さの中心であることを理解している我々の大統領と皆さんの副大統領がいます。

この国の長い歴史を振り返ると、アメリカの偉大さの3本の柱は、我々の信仰、我々の自由、そして我々の広大な天然資源だと、私はいつも信じてきました。この国の創始者たちはそれを理解し、次の世代がそれを理解しました。皆さんは、米国のエネルギー・リーダーシップを取り戻している世代の一員です。

私が12年間務めた下院の壁に引用文があります。そして、「我々は神を信じる」という言葉のすぐ上に、今日皆さんにお伝えするダニエル・ウエブスターの言葉があります。

19世紀の彼の言葉は有名です。「我々の土地の資源を開発し、その力を発揮しよう」、「その組織を構築し、その全ての大きな利益を成長させよう」、我々が、我々の時代に、「記憶に残る価値のある何か」をするように。

皆さんに申し上げたいのは、米国のエネルギー自給の基盤を強化することで結果的にアメリカをより強くしているということです。そして、皆さんがここ西テキサスで、神から与えられた広大な自然資源を開発し続けているおかげで、米国はこれまで以上に繁栄するでしょう。我々は、アメリカをこれまで以上に安全にします。そして、我々は再びアメリカを偉大にします。

皆さんに感謝します。神の祝福がありますように。ダイヤモンドバックの皆さん、素晴らしい仕事を続けてください。皆さんを誇りに思います。(拍手)

終わり

（海外ニュース翻訳情報局　樺島万里子）

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