【米国：経済】ジョージ・ソロスの最大の投資はこれだ！

世界的に有名なジョージ・ソロス氏の投資ファンドの第４四半期末時点での上場企業の保有状況が明らかになりました。
トランプ大統領就任前後から、ソロス氏は米国株の空売りで巨額の損失を出してきました。
これは、伝説的投資家としては、あまりに政治的になりすぎていたせいだと思います。同氏が、もし、陰謀論者がいうように世界を支配している人物だとしたら、このような損失は出さないでしょう。
その後も同氏は米国株の空売りを続け、ついに米国の大手IT企業の株さえも手放し、エンターテイメント関連の持ち株も減少させました。

昨年そして今年のダボス会議での発言で、同氏はIT産業に警鐘をならしてきていますので、その点では一貫性があるのかもしれません。
そして、現在パッシブ投資に移行したということは、もしかしたら米国経済に経済的波乱が起きると予想しているのではないかと考えることができますし、或いは、トランプ政権がよほど嫌いで希望が持てないと判断しているか、トランプ政権で利益は出したくないと考えているのかもしれません。逆に返せば、民主党支持者のソロス氏は、トランプ政権が2020年以降も続くと考えているのかもしれないですね。
いずれにしても、どう考えているのかはわからないので、事象だけをみることにします。
この記事は、マーケット・インサイダーの記事から紹介します。

Post by Mariko Kabashima 2019/02/25　　1：05

【Market Insider by Ethel Jiang 　2019/02/19】

・伝説的な投資家、ジョージ・ソロス氏の投資ファンドは、第4四半期末時点での上場企業の保有状況を明らかにした。
・ソロス氏は、マイクロソフト、アップル、アリババなどの大手テクノロジー企業を手放した。
・同社はまた、エンターテイメント関連投資の持ち分を削減した。
・以下は、2018年12月31日現在におけるソロスの投資有価証券のうち、時価の高いものから順に示したものである。

伝説的な投資家ジョージ・ソロス氏が設立したソロス・ファンド・マネジメントは、第4四半期に上場企業の持ち株を公開したばかりだ。

米証券取引委員会（SEC)から義務付けられている情報開示を見れば、投資家は第4四半期の同社の活動を垣間見ることができる。ソロスのポジションは四半期末以降に変わったかもしれない。

ソロス氏は第4四半期に、マイクロソフト、アップル、アリババといった大手IT企業の株式を売却した。昨年末に市場が急落した際、ハイテク業界は特に大きな打撃を受けたためだ。

一方、ソロス氏はパッシブ投資に資金をつぎ込んだ。同社は第4四半期に、iShares Russell1000上場ファンドとFinancial Select Sector SPDRファンドへのポジションを開始した。

ブルームバーグのデータに基づく以下のリストは、2018年12月31日現在のソロスの最大投資額を保有株式の市場価値の昇順で示している。このリストには、直近の米証券取引委員会（SEC）に提出された報告書「フォーム13F」で開示されたファンドのポジション変更が含まれている。

(海外ニュース翻訳情報局 樺島万里子）